好評につき(誰にだ、ぶーぶー!)、ひどい目大会の続編です、お待たせしました。(だから、待ってねーってよ!)
ああそうかい、でもこの話を外す訳にはいかないから、文句は一昨日(おととい)伺いましょう。
中学を卒業した時の事だ。中学の仲間と主脈縦走を企てた。本当は穂高に行くつもりで、五万図迄買っていたのだが、当然ながら、あらゆる人々(大人)の大反対で、主脈になったのだ。もっとも、行かせる大人がいたら、児童虐待の容疑で逮捕です。
メンバーは五人だったが、そのうちの一人が、畦ヶ丸ラーメン事件のOなのだ。Oよ、君は不運の星の下に生まれたのか。
さて、当時の慣習通り、夜中から馬鹿尾根を登り始めた。当時は、夜登るものだった。小田急も、前述だが、土曜日には丹沢号という、特別列車(電車)を出していた。土曜に仕事を終え、夜塔ヶ岳迄(或いは別のどこか)入って、朝から一日歩き通し、夕方東京に戻るのだ。勿論翌日から仕事に行く。タフな時代だ!
と言うより若者はタフなのだ。私は衰えちまったで、当時の人を思うと驚き呆れるだけで、思えば皆若者だったのだ。
主脈の話に戻ると、中学生達はド素人、当然リーダーの私もド素人、夜の大倉尾根でさぞや痛めつけられたのだろう、可哀相に。塔に着いた時は、白々と夜が明け始めて居た。何時間掛けたんだろう?五時間は掛かった計算になる。
子供は訳が分かってない。どうせ休みなんだから、無理して大人の真似をせず、塔で泊まれば良いものを。尤も、其れすら分からないのが、ド素人の中学生なのだ。
あ、これも例のパターンだ。私がドジで、皆をひどい目に合わす……。御免なさい、当時の皆さん。
(体中がつった! その二へ続く)
2012年3月26日月曜日
体中がつった! その一
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3 件のコメント:
なるほど なるほど、こういう経過を経て、山屋さんのリーダーが形成されていったのですね。紅顔の美少年だったときから、やっぱり、山では人を率いる人と、率いられる人に分かれるんですねー。
なるほど なるほど、こういう経過を経て、山屋さんのリーダーが形成されていったのですね。紅顔の美少年だったときから、やっぱり、山では人を率いる人と、率いられる人に分かれるんですねー。
紅顔の美少年は恐れ入ります。ま、クソガキがより真実に近いです。
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