2011年7月18日月曜日

閑話 その七十


 面白いもので、珍しくも調べた(オーバーなんです、此のブログを逆に追っただけ)んだけども見つからないので、諦めた。
 何かと言うと、モミソ沢に三度挑戦し、仕
舞いにゃあ右に逃げたのに、本流の左(正確には右岸)をに下って居たと言う、どう考えても理解不能の行いを、前に書いた。妻に「あなたも衰えたわねえ」と言われたとも書いた。
 やっと、やったー!!四度目の正直だ。白
状すれば、最初は妻と行って間違えて、水無川を登って戸沢出会いに着き、仕方無く他の沢を登ったので、本当は5度目なのだ。
 え、モミソ沢を5度目にしてやっと詰めた
って?馬鹿じゃねえのか!
 其の非難は甘んじて受けよう。本当にそう
なんだから、文句は全く無い。
 さて昨日、Yと落ち合って林道を行き、水
無川へ下って、モミソ沢へ入った。初っ端から狭い沢に小さな滝が連続して居る沢なのだ。
 何箇所かは、苦労した。スタンスが高く、ホ
ールドが無い。あたしゃあ何とか登ったがYが胸近く迄脚を上げられない(腹が邪魔で)。
 本当に小さな滝だけど、Yは進退窮まった。

Y「駄目だー、降りる!」

私「下れるか?」

Y「無理だよー」

 サブザイルを持って居れば何でも無い。誓い
ます。此れから沢登りに行く限りは、サブザイルを持って行きます。
 結局、ベルトを伸ばして、首尾良く引き上げ
たけど、もう少し高い沢だったらどうしようも無い。
 間違える事も無く、上手く枝沢に入って、堀
山のピークにたてた。決して感動する場面では無いけど、嬉しかった。
 其れにしても、何でいつも失敗して居たのか
分からない。此処でも狐に化かされて居たとしか思えませんな。

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