2011年6月23日木曜日

クソ面倒な話 その三十三


 リサ・ランドーラの「ワープする宇宙」を再度読み始めたと、前に書いた。そして読み終えた。注釈を抜いて617ページ、厚い本で有る。 歯が立たなかったのは、全く同じ。駄目なもんは繰り返しても駄目って事だ。
 情無い事に、あたしが「ワープする宇宙」に二度挑戦しても、さっぱり分からん。詰ま
り、リサ・ランドーラの説が正しいかどうかは別問題なので、其れはやがて検証されるべき事柄なのだが(其れを科学と称する)、彼女の説が、正しいかどうか以前に、分からないと言うのは、馬鹿で有る。従ってあたしゃあ馬鹿で有る(涙)。
 でも、あんな話を(除く専門物理学者)誰が分かるのだろう?彼女は誰を啓蒙したくて
あの本を書いたのだろう?誰も分からない本だと、あたしは思うが、中には分かる人も居るのだろうが、其の人は素人では無い筈だ。
 多分出版社も分かって無い。そうとしか思
えない。訳者とアドバイザーは別だ。ある程度理解してなけりゃあ、ハチャメチャになっちまうだけだ。
 詰まり、分かって居る人も居るんだ。

 電磁力、強い力、弱い力、重力の4っつを統合するには、10次元が必要なんだろうけ
ど、10次元どころか5次元でさえ全くイメージ不可能。
 頭が硬くなり、固定観念から抜け出せなくなって居るのだろう。あたしが三十代なら、
あっさりと、言わんとする処を理解したかも知れない。
 重力が局所集中して居る場合、重力ブレーン近くにKK粒子は集中する。

 ??????
 もう一度挑戦して見るかな。勿論嘘です。
三度読んでも分からないに決まって居る。彼方此方の図書館にも置かれ出したので、分かる人も結構居るのかな。

4 件のコメント:

悪戯っ子(デラシネ) さんのコメント...

「ワープする宇宙」から想像できるのは、我々の住む直径、約300億光年の宇宙は大きいのだが、10次元世界では同じような別の宇宙が無数に存在する事になるという事。そして、その無数の宇宙はどこかで繋がりあって居るらしいのです。これは永久に観測不能ですね。
多分、数式のない本でしょうけど、あっても判らないだろうし悪戯っ子は「e=mc^2」止まりです。
リサの写真は10年ぐらい前に見たけど、相変わらず美人ですね。「天は二物を与えたもうた」と言ったところでしょうか。

ショートホープ さんのコメント...

不可知論ってことで簡単に料理しておしまい。…ってんじゃ駄目なのかな?
自分にとって理解不能なことでも世の中の誰か別な人はひたむきに取り組んでいたりする。科学者にとれば純粋な興味でも、拙者にすれば暇人のたわごと。つまり凡愚な匹夫には「何それ?」って話なんだろうね。

有態な日常にかまけてる自分には科学の先端ってわっかりませんっ!!!

世の中には頭の使いどころが違い、なおかつ二物も三物も与えられちゃってる人がいるんですね。ただただ呆然。

kenzaburou さんのコメント...

悪戯っ子さん

間違いなく、永久に観測は不能でしょう。ただ、予想を立てて、予想通りの素粒子を観測出来れば、理論の正しさが実証される訳です。
どっちにしても、イメージの追い付かない世界の話ですなあ。

kenzaburou さんのコメント...

ショートさん

仰る通り!
あたしも多次元世界はリサにお任せで、
酒でも飲むとしましょう。