2010年9月11日土曜日

閑話 その五十五


 あたしは物事をはっきりさせたい方で、物事をマアマアで済まそうと言う姿勢は、死ぬ程大嫌いなのに、いざ自分の事となったら、其れも有りだなあ、と甘くなる事は、我乍ら驚くばかりなので、結論とは、(多くの)人は他人には厳しくても、自分には甘いって事なので、今更言うだけヤボなんです。

 と、昨日此処迄書いたのだが、何を言う為の導入なのか、さっぱり分からん???閑話なので山の話とは思うけど、其れすら定かでは無い。何せ相当酔って居たし。
 今年の夏は観測史上トップの暑さだそうで、
記録更新オメデトウ!!
 お陰で脳味噌が半分は溶けて味噌汁になっち
まった。ん、酒の所為も有るかな?どっちにしろ昨日書き掛けた文章を思い出すなんて、半分頭のあたしに出来っこ無い!
 一回アップするのは原稿用紙(4百字詰め)
で三枚と勝手に決めて居るのだが、其の三枚を書ききれず、導入だけで閉じて仕舞った訳だが、滅多に無い事で、暑さか酒かアルツか、何かの所為だろう。良くない兆候だ。
 で、折角だから暑さの話にしよう。暑さの
記録更新だし(意味無い?そうねえ)。
 主脈の章で滅茶苦茶暑い日に、蛭ヶ岳でY
と落ち合った話をした。Yは大倉から、あたしは東野からだったが、いやあ、本当に暑い日だった。Yは脚がつり、身悶えし乍ら蛭に着いたそうだ。
 無理も無い。あの日は蛭ヶ岳でも記録的な
日で有った筈だ。それでも、Yと前後した人達は、全員蛭に着いたのは見事だとしか言い様が無い。
Y「塔から先は数パーティになっちゃうんだ」

私「そうだろうなあ」

Y「前後して居るうちに置いてかれちゃうの」

私「そうだろうなあ」

Y「丹沢山ではヨロヨロ小屋に入って、ポカ
リスエットを飲んで、やっと生き返ったんだ」
私「大変だったなあ」

Y「不動の水場では三十分、ただただ水を飲
み狂ってたんだ」
私「辛かったんだね」

Y「辛いなんてもんじゃ無かった、本当に着
けて嬉しいよー(涙)」
 一寸と演出しましたが、実態は此の通りだ
ったのです。あたしもやっと辿り着いたんだから、Yの苦労は身に沁みて分かるのだ。
 丹沢は
2000m以下の中級山岳なのだから、暑い時は暑い。其れは仕方が無い。
 やがて本文に登場するのだが、上越の山も
暑い。普通じゃ無く暑い。こちらも中級山岳なので、夏は暑い。途轍もない。
 若し興味が有る人は、其のうちにアップし
ますので、読んで下さい。え、嫌だって?だから、興味有る人はと断っただろが!!
 冬の丹沢の章の最中なのに、暑い丹沢の話に
なっちまったお粗末でした。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

浅学な悪戯っ子は「蛭」が蛭子さんのエビかと・・・辞書で辿ったら一句でてきました

人の世や山は山とて蛭が降る

ところで線香花火のような花、大きければガクアジサイみたいにも見えるけど違いますよね。小さくて風や雪に耐えている・・・けなげですね
悪戯っ子とは正反対・・・誰も反論できないでしょう

kenzaburou さんのコメント...

蛭は降りません。ニューギニアではないのです。

此の花々は小さくて可憐で、ほんのちょっとしか咲く時期もないのです。

うーん、確かに正反対に思えるけど、高山植物だって氷河期から生き抜いて来たのだから、案外しぶとい奴で、悪戯っ子さんの仲間かも知れません。