旅立ちの日で、駅に向かう瞬間に山になると書いたが、真実で有る。あと、淡々と出発するとも書いたが、其れも真実で有る。
既に本文に書いたのだが、淡々と言い乍ら、単独行とパーティでは淡々の内容が違う。矢張り単独だと、無意識の緊張をして居る。パーティだと、駅で仲間の顔を見ると、思わずニコニコして仕舞う。緊張なんて、無い。
其の差は天と地(一寸とオーバー)、孤独で厳しい単独か、仲間と登る山か、どっちが良いとも決め難い。
両方共、良いのでしょう。
これから暫く書き綴って行く雑文は、案内書ではなく、丹沢好きの男が丹沢が好きだと言っているだけのものです。歴史、地質、植生等についても、触れていません。しかもこの丹沢好きの男(詰まり私)は、唯の初老男で登山のキャリアも無く、高い所まで苦手なのです。高い店も、苦手です。うっかりお読みになった方が、何の役にも立たないと怒られても、責任は持ちかねます。でも多少は良い情報も散りばめられております。多分そうです。
大塚健三郎
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