2010年6月3日木曜日

柄でも無い事 その十九

kosumosu10

 

 花見。月見酒。ススキ酒?日本人は自然を肴に酒を酌み交わすを好む。世界にも稀な感性では無いだろうか。
 尤も、飲み始めれば花より団子ならぬ花より酒で、咲き誇る桜も煌々たる満月もわびしさのススキも、どうでも良い、そんなのは口実で酒さえ有れば全てが良いのだ!
 失礼こきました。俗人の戯言なんで、アホよのー、と笑って下さい。多くの人はそうでは無いとは、思っては居ます(本当は一寸と疑ってるけど)。
 とか言い乍ら、矢張り酒は気分が左右するもので、より良い環境が酒を美味しくするとは充分心得て居る。
 ゴミ捨て場や公衆便所やドブ川や腐乱した死体を見乍ら飲む酒より、綺麗な自然を見て飲む方が遥かに美味しい。山に入れば良く分かる。(馬鹿!そんな事は、山に入らなくても分かるよ!)
 瓶の口飲みやアルミのカップや紙コップより、然るべき器が酒を旨くするのと同じ事なのだろう。(違うって、喩えが極端なの!)
 枕が長く、しかも訳が分からなくなっちまった。最早枕では無い。単なる駄文だ。
 其れは良いとしよう、元々あたしが書くのは駄文に決まってんだからさ。(え、うっかり読んだ人に失礼だって?お気の毒としか言い様が無いです……)
 花の話をしたかったので、花見を持って来て、結果、お粗末。
 あたしが花だって?ね、看板に偽り無し、柄でも無いでしょう、えっへん。
 実は樹木や花に弱い。全然覚えられない。幾ら聞いても直ぐ忘れる。今じゃ無い。今なら至極当然だ、ずーっと昔からなのだ。物事には相性ってのが有って、あたしは植物には全く駄目なんです。
 山でも分かるのは、ブナとか唐松とか白樺とか杉や檜位で、後は全て樹なのだ。馬鹿じゃないのかね?
 で、好きな花です。
 春はツツジ、秋ならコスモス。
 あの素朴さが堪らない可愛さなの。ツツジを見ると、春たけなわと思い、あたし迄春になるのだ。あ、パーになるんじゃないですよ(え、なってるって?ああ、そうかよ!)。
 コスモスは夏の終わりを告げる。大糸線で見掛けると、夏が終るんだなあと感じさせられる。大糸線で無くても良いのだが、あの沿線が早く咲くので(多分)、其の印象が有るのだろう。それに、大糸線に似合うし。
 ツツジの群生は見事だ。北烏山にも有るけど、命の息吹其のものの姿だ。
 あたしは、コスモスは群生よりポツポツと咲いて居るのが好きだ。百万本のコスモスは、何と無く見に行く気が起きない。
 これから厳しい冬になりますよ、と告げる花だと無意識に思って居るからだろう。
 両方とも、大好きな花なんです。くどい?

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

春なのに コスモスみたい 君の頬
 悪戯っ子のパクリです

  鳥なく  声す  夢さませ
  みよ明け渡る  ひむがしを
  空  色栄えて  沖の辺に
  帆船  群ゐぬ  霧の中

鳥が鳴く、声がするから 起きなさい
東の空が 明るくなるのを 見ようね
空にも 光がまばゆき 沖の方には
船も沢山 出ているよ ほら 朝霧の中にさ

パクリではありません。著名な作者の物です

Wakeup with singing birds at early morning
Let’ lookup rising the sun from east far sea
Brightening sky and ships sailing over the sea
See, this fogy morning and morning dew at your foot side


さて、けんさんは物書きですが、真似をしていました。以下はプロットです


「ToMoと しろじい」   執筆開始 2007/05/29 (火)
                  終了   

  70~100枚位にまとめる
  1章はイントロとして謎めかす

1.生誕
 2100年8月28日、スコールの朝にトモコは生れた。生れたときすでに髪

は黒々と生え、泣くこともなかった。母親は悪魔の子が産れたと信じたが父親は

その時、戦場にいて居なかった
 母親の子殺しを止めたのは、しろじいだった

 父親は帰らず北の果てで死んだと風のうわさで聞き、話を聞いた母はトモコが

3歳の時に後を追うように雑巾のように亡くなった
 しかしトモコは元気に育った。「しどにい」という裏寂れた漁師街での出来事

である

 トモコを連れて生延びるため南へ向かう。しろじいが若かった頃に北で戦争が

起り、死の灰が北を犯し南にも吝嗇しているからだ。
 よく、しろじいは調子っぱずれで歌う。ニッポン生れのタイワン育ちぃ、チュ

ウゴク、まれーで英雄でぇ・・・ 逃げるはにげるは、すまとら島、ツンツンの

テンテケテン・・・ 泳いで渡るは、おう、おう、おうすとらりあぁあ

 プロットの問題:
  トモコは旅で何をして
  どんな性格になり何を学んだか
  男の子のように活発にして機敏
  能や歌舞伎の様な、艶やかさと
  悪魔の入交じった表情・目線の綾を
   表現し、強調する
 プロットの問題:
  しろじいの過去
   一兵卒の死に損ない
   貧乏の上、本は読め無いが
   戦争経験の知識や耳学問はある

2.めるぼるん

 メルボルンまでの道程:未了

 ともこが5歳の時に、ようやく、しどにいシティーについた。食うやくわずだ

ったが、トモコは元気に歌が大好きな子に育った。
 が、しろじいのは一つの心配ごとがあった。トモコは本当に普通の子供なのか

、それとも・・・ ということだけが気がかりだった。
 しどにいシティーは電気もガスも絶え、荒れ果てていた。

 海辺には人が住み、活気さえあった。しかし住人はしろじいのように海や風の

知識がなく死の灰が、じわじわと吹寄せていることを知らずに人生を送っていた


 しろじいと、ともこは、そこで5年暮して小金をためた。新天地の「さうすぽ

おる」と呼ばれている大陸を目指すために
 ともこの11の誕生日は熱帯性のスコールと雷が落ちたが、ともこはそれを楽

しむかのように、リズムをとり、踊り、舞い、歌をうたう
 しろじいは呟いた「やはりこの子は・・・ 」と。

 めるぼるんシティーは小さな港町で、海賊や商人でごった返す街だ
 しろじいは5年掛ってためたお金で二人の切符を買った。ポケットにはコイン

しか残らなかったが、めるぼるんシティーから、じいろんタウンへはバスが走り

、船出は気持のいい晴天だ。大型の帆船は順風満帆、12ノットのスピードで、

しょうわ大陸に一直線に向い続ける。だが、妙なことにカラスが群をなしてつい

てくるのを見た、しろじいは、また一人ごちた。「信じがたいが、トモコは天使

か悪魔かのどちらかだぁ」と。

3.しょうわ政府

 昭和基地だったところに政府があり軍隊が威張っている。この時すでに南極に

ニッポン国のメインコンピュータが置かれていた

4.レジスタンス

 南米のスペイン・ポルトガル系の合体による勢力拡大

5.コミュニストの反乱
 政府内部での反乱は内戦から粛正に至った

6.再び風俗文化の復権
 一時の平和に酔いしれる

7.エンディング/エピローグ

kenzaburou さんのコメント...

う~ん、悪戯っ子さんのプロットは、あたしにはよく分からんのです。

本人にサシで訊くしか無いですなあ。