2010年6月10日木曜日

休題 その四十一

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 アリス・イン・ワンダーランドは、ジョニー・デップが引き上げて居ましたなあ。
 作品自体はそこそこのもん(フアンの方、失礼!)だと感じるけど、ジョニー・デップが居なけりゃあ、魅力は半減するのでは?
 3Dにする必要を余り感じないのは、あたしの感性の鈍さだろう。唯、ラストの蝶々の場面は、効いて居ました。良いラストだった。
 ん、其のシーンの為に3Dにしたのかな?若しそうなら、其れも有りだ。
 ティム・バートンはジョニー・デップに変な扮装の役を振る偏執狂では、と疑って仕舞う。同意する人も、何人かは居る筈だ。
 でも、其の変な扮装がぴったり嵌って、しかも哀愁が滲み出るのは、ジョニー・デップは只者では無い(判り切った事、失礼!)。あたしが演じりゃあ、赤の女王と同じく道化になっちまう。ティム・バートンは、絶対にあたしに役を振らないのは先刻ご承知だから、ご心配無く。
 ディズニーも進歩したと思ったのは、善人役で有る白の女王をギャグにして居る事で、昔では有り得なかった。
 ジョニー・デップは言う。調べたら昔の帽子屋は、水銀を使ったので水銀中毒になる、だから、落ち着き無く不安定な役造りをしたと。凄い、流石だ!!あたしもせめて、水銀中毒になろうっと。(意味不明だぞ!)
 ラスト寸前に、アリスが現実の世界に帰る時のジョニー・デップには、泣かされちまった。一寸と残念だが、仕方有るまい。何人かは同意してくれるだろうか?
 六月一日に観て来たので、其の日に思わず書いて仕舞ったのです。映画の後飲んで、酔っ払って居るので、詰まんないたわ言はこんなとこにして置きます。従って、いつもより一枚短いのです。え、其れは良かったって?そう言われりゃあ、そうだね……。
 悪く無い映画では有りました。

2 件のコメント:

DOGLOVER AKIKO さんのコメント...

3Dの必要ない、きれいな色彩の 凝った映像でしたね。ジョニーデップこと帽子屋と、アリスの別れのシーン、アリスが現実世界に帰るところ、私もジーンと きました。「ずっと、ここに居てもいいんだよ」、と言われながら、「ううん、私は帰る」、と言ったときに、アリスが少女から大人の女に脱皮した瞬間でした。良いシーンでしたね。
3Dの見られる家庭用テレビが 売りに出されたことで、こちらでは、これは目に悪いので買わないように、、、と目の専門家達が呼びかけていて、話題になっています。確かに いつも3Dでは、距離感がわからなくなって、子供の目の成長に問題がでてくるかもしれませんね。

kenzaburou さんのコメント...

眼の専門家の意見に同意です。
ハリーポッターの世界ではないのだから平たいものは平たくて構わない。

還暦を過ぎると、そう思ってしまうんですなあ。いやはや、旧弊ってもんでしょう。

あたしゃあ旧弊で通すのです。