EV車と言えばテスラが代表だろう。そのオーナー、仮にF氏とするが、中古でテスラを買って気に入って乗っていたが、バッテリーがいかれて充電不能になった。八年間の保証は昨年十一月で切れていた。前のオーナーと合わせて七年七ヶ月乗ってた訳ですな。
テスラサービスセンターに連絡すると、バッテリー交換に二百三十万円(!)掛かるとの事。おいおい、新車が買えるぞ。
車検を通したばかりだったので悩んだと言う。テスラサービスセンターに買い取りの相談をすると、バッテリーが壊れた状態での買い取りはできない、バッテリー交換後なら九十万円で買い取る、と。なんじゃこりゃあ、百四十万円黙って払えってか?
他の中古屋がその侭九十万円で買い取ってくれたのはめでたい。F氏は又テスラを買うと言っている。ここが一寸とあたしの理解を超えた処だ。まあ、結局好き好きなんだけどね。
EV車の問題は色々と指摘されて来た。衝突発火、充電中発火が一番怖い部分か。何人か死者も出ている。家で充電中発火して、家ごと燃えてしまった例もある。開発途上のも技術にトラブルは付き物なのは分かっている。
あたしが気になるのは、環境に良いとの売りだが、その電気はどうなんだろう。原発か自然発電(水力風力太陽光)でなければ無意味ではないのか。それにでかいバッテリーを造るのにどれだけエネルギーを使ってるんだろうか。トータルで今迄の車より本当に良いのか。有害物質をたっぷり使ったバッテリーの処理はどうするのか。二十年後廃車からの重金属で土壌汚染が凄いって事にならないか。
ノルウエーが世界一EV車が普及しているが、この冬に電力不足の為にEV車に充電しないでくれとか言っていた。悪いジョークです。
環境問題はあくまで建前で、エンジン造りで日本に敵わないと分かったからEV車推しになった、とあたしは見てる。多分そうでしょう。
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