アニメ版「進撃の巨人」を見直している。未だ完結してないが、分かったつもりになって見ていたが、どうも良く分かってはいない。お恥ずかしい限りだが、付いて行けてないと判断せざるを得なくなった。
作者の諌山氏が別冊少年マガジンに連載を始めたのは二十三歳の時、天才ってこんなもんだなあ、と唸ってしまうのだ。構成された世界観が壮大だ。「ロードオブザリング」に匹敵すると言っても、間違いではないだろう。
見直すと見落とし、或いは分からなかった箇所がいかに多いかに驚く。全然分からんで見てたんかい? そうなの。一回じゃ爺さんには分からんでよお。
情けないけど真実だ。老いるとは、新しいもの初見のものが分からなくなるもんだ。あたしもモロにそれです。
内容は謎に満ちている。段々と謎は明かされて行くのだが、年寄りはその過程で振り落とされてしまう。「ロードオブザリング」よりその点は厳しい。何だか分からなくなっちまうだで、見直す事になるだがねえ。
人類は巨人に追われて三重の巨大な壁の中で暮らしている。百年は壁のお陰で平安だった。突如その壁が破られ、多くの死者を出して生き残りは内側の壁内に逃れる。その通路から巨人は追って来ないのか?なぞと突っ込むのは止める。碌に理解できない身だ。
その出来事から始まる様なもんだが、兎に角グロい。巨人が人間を掴んで喰うのだから、血飛沫だらけである。家族団らんでご覧になるには適さない。
中世ヨーロッパの生活水準で暮らしている。一方戦士達は、現代技術でさえ為しえない高度な技術水準の道具を用いて飛翔し巨人と戦っている。そんな精密な機械を造れるなら、肉弾を以って戦わなくても巨人を倒せるだろうに。でも、そこも突っ込むまい。
世界中で人気なのは当然な作品です。
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