2014年10月6日月曜日

休題 その百三十五




 一月くらい前の記事が、頭から抜けない。嫌な話だ。
 或る野犬収容施設に裕福そうな紳士(?)が、犬を連れて訪れたそうだ。犬は外出を喜び、尾を振って主人を見て居る。
紳士「引き取ってもらいましょう」
係員「え?」
紳士「もう充分楽しませて貰ったので」
 紳士に(?)を付けたのは当然だろう。玩具を捨てに来たのだ。生きた玩具を。こいつは何を考えてるんだ???面倒になりゃあ、自分の子供も捨てるのか???
 流石に其れは無いだろうが(有るかも)、部下や友人なら平気で捨てそうだ。唯捨てるだけなら未だ良い。収容された犬は、殺処分されて仕舞う。殺して下さいと言いに来たのだ。
 紳士(?)は係員の説得に耳も貸さず、犬を置いて去った。残された犬は、何で残されたかも分からず鳴いて居た事だろう。
 犬畜生、と罵ったら犬畜生に失礼だ。人非人と言う罵り言葉が有った。ひとでなし、とも言う。其の言葉を贈呈しよう。謹んで受け取れ、人非人!!
 全国殆どの自治体が、犬の殺処分には二酸化炭素を使用して居るそうだ。詰まり窒息死で有って安楽死では無い。もがき苦しんで、犬は死ぬそうだ。
 人非人に命がどうのこうのと言っても通じまい。だから人非人なのだ。
 おい、其の似非紳士、お前もやがてお前の哀れな犬と似た運命を辿るぞ、覚悟しておけよ!!!

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