2014年6月21日土曜日

閑話 その百二十九




 此の日は鍋割山荘が開いて居た。土日祝しか営業しない筈なのだが、営業方針が変わったのだろうか。男性は小屋に入って行く。女性は表のベンチで一服つけて居る。
私「こんにちは。大島が見えますね」
女性「え、大島ですか」
私「あの正面がそうです」
女性「あれですか!」
 なに、貴重な喫煙仲間にご挨拶なのだ。あたしは付近の写真を撮って、昼飯とする。見ると男性がドンブリを二つ持って小屋から出て来た。名物(?)の鍋割うどんだろう。
 ぱっぱと昼飯を済ませて、出発とする。緑の中へ飛び込む様な感じだ。




 塔も見える。

 
 登山道を撮ろうとして居たら、たまたま山女がやって来た。此の日は三人としか会わなかった訳だ。


 登りにやけに疲労したので、前途を考える。馬ノ背へ行き馬鹿尾根を下るのが辛く感じる。じゃあ、小丸下りだと決めた。又あの林道を歩くのは一寸と嫌だけど。
 此の決定は正解。小丸への登りでヒーヒー言っちまったぜ、全く。完全に変調をきたして居る。
 小丸から下る前に見回す。爽やかなブナ林帯とお別れだ。一気に下る尾根なのだ。最後の方に小さなコブの登り返しが有る。其処で左足がつったのには驚いた。おいおい、どうなってんの?
 林道に降りれば、後はひたすら歩くだけ。下り気味なので負担は無い。大倉に着いたら勿論O屋だ。お、メニューの値段が変わった。多少値上げした。消費税増税の影響だろう。其れでも、未だ未だ安い店なのだ。一杯のチューハイがやけに利いた。絶対に今日の体調は変だ。
 カメラは、どうにか使い方が分かったかなあ、と言う処だろう。思った色が出ない。勿論GEよっか遥かに増しなんだけど。目がいかれた所為かも知れない。きっとそうだ。
 これからも、研究の要有りと此れを認む、って事でした。

2 件のコメント:

DOGLOVER AKIKO さんのコメント...

緑が綺麗ですね。ものすごく克明に陰影や色の明彩や光の変化が写り取られていますね。プロの仕事ですねー。全然ブレないんですね。

kenzaburou さんのコメント...

ほめ過ぎです。
あたしゃあ穴に入るしかなくなっちまいました。