で、春から夏の草原(くさはら、本当の意味は藪の中、芥川龍之介じゃ無いですよ)に戻ると、赤い奴や白い奴が這い寄って来るのが見える。
なかなか綺麗では有る。でも、喜んで体に付く侭にするのは、是非止そう。後で痒い思いをさせられるのは、決まり事なので。
山ダニとお近づきになりたいって?一応止めるけど、どうしてもと言うなら、丹沢湖畔の神縄トンネル横から秦野峠分岐へ登りなさい。道標も路も確りしてるので安心だ。
秦野峠分岐からは、メインルートに背を向けて秦野峠へ向かうのだが、此れは確りして無い。
大野君の地図では破線だが、案内は克明なので、ある程度丹沢を歩いた人なら大丈夫だろう。言う迄も無いが、地図が読めない人は避けた方が良い。天気が悪くて見通しが利かない時もだ。
稜線を行くと(外さなければ)程無く日影山に着く。前はブッツェ平と呼んで居たんだけど、詰まらない名前になっちまって、あんまりだ。ブッツェ平、良いじゃないですか、何だか分かんない所だって、直ぐ分かる。
さて、其の近辺の草原でゆっくりとお休みになれば、山ダニさんとお会い出来ますよ。ふっふっふ。
其処から秦野峠へも大した距離では無いが、何せ確りしたルートじゃ無いんで、稜線を外さない様に気を付けよう。展望さえ利けば、問題無く峠に立てる筈だ。
尤も、わざわざブッツェ平迄行かなくても良いのだが、私が炎症を起こす程喰われたのが其処だったので、間違い無くダニと出会える為にご案内しました。
いや、実際は何処の藪山にも、季節の良い時は奴等が待って居る可能性大なので、そう苦労せず出会える筈なのだ。従ってご心配無き様願います。
悪趣味ですなあ、誰が好き好んで山ダニに会いに行くのでしょうかね。何の間違いで、こんな章を立てたんだろう。ま、元々変人の 私だから、こんなのも有りとしましょう。え、駄目?
(ダニと蛭のご案内 その三へ続く)
2 件のコメント:
山ダ二は、赤や白色がいるのですか!犬に取り着く灰色のダにしかみたことがありませんでした。野生の動物についているものでしょう。
ヒルは黒色ですか。緑色ですか。医療で、黒いヒルを滅菌状態で増やして、うっ血部位に取りつかせて血を吸い取らせる治療方法がまだあって、オーストラリアの病院でもときどき見ます。針でうっ血部位から血を抜くよりも、ヒルを使った方が効果的だというドクターもいて、気色悪いです。
山ダニは綺麗です。喰われたくはないのですが。
蛭は茶色です。
台東区には、治療用の蛭専門店が有りました。
オーストラリアでも、同じような治療が行われているんですね。
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