2014年6月16日月曜日

閑話 その百二十八




 カメラのボディもレンズも(不本意乍ら)中古の新品(?)になった。試さねばならない。行きました。梅雨の合間の晴れた日に。
 何処に行こうかな♪ 鍋割に行きたくなった。ブナ林帯の気持ちの良い稜線だから。唯、林道歩きが鬱陶しい。ま、良いさ。
 林道に出る迄に良い加減に歩いて、全く違う方向に向かっちまった。必死に歩いてやっと正規の林道に辿り着いたのは良い。如何にもあたしのやりそうな事だ。
 昨日迄雨だったので、小沢を越えるのも、ジャボジャボするしかない。こちとら地下足袋でえ、何てこたあねえや。
 新緑には一寸と遅かった。お試し撮影なのだから、気にする事は無い。尾根を登りつつ、ビクビクとシャッターを切る。何せ初めての組み合わせ(ボディとレンズ)なのだ。
 しかも、GEを使用したお蔭で、すっかりデジタルカメラ不信に陥ったあたしは、マニュアル設定で有る。其の上視力が衰えて居る。ピントを合わせられるのだろうか。
 で、思い出した。レンズはディジタル用だったのだ。自分の目が信じられないなら、スイッチを切り替えて、焦点はレンズに任せよう。あたしのいかれた目よっか増しだろう。
 何とか冒頭の写真位は行けそうだ。実際に見た色とは一寸と違うが、やがて何とかなる(と良いな)筈だ。
 花も撮って見た。望遠で引っ張ったので、視写界深度が極めて浅い。右の花にピントを合わせたが、虫のとまった左の花に合わせるべきだった。

 
 処で、鍋割なのにやけに疲れる。足の甲が変につる。ん、どうしたんだ?体調不良かな。下界の気温は29℃、体が未だ冬・春モードから切り替わって無いのかも。
 其れでもやっとピークには着いた。目出度い。三十代初めのカップルが居るのみ。平日の鍋割は、静寂な山で有る。続きます。

2 件のコメント:

DOGLOVER AKIKO さんのコメント...

カメラの宣伝に使えるような良い写真ですね!!!さすがです!

kenzaburou さんのコメント...

いえ、飛んでもごぜえやせん(汗)