2014年4月12日土曜日

休題 その百三十一




 朋友のEmは短歌をS新聞に投稿し、均せば、二月に一度位は掲載される。もう一寸と多いかな?
 友人のNtが見つけて教えてくれたのだ。Emに「和歌を詠むんだ」と言うと、「和歌ではなくて短歌」と訂正された。其の違いが良くは分からない不明なあたし。
 和歌とは“やまとうた”で有って、短歌も俳句も長歌も含まれる、と有る。って事は、枕詞が有って大和言葉を使って居れば和歌。詰まり、歌会始の様な歌を指す、とあたしは勝手に解釈したのだ。合ってるかは不明だ。
 短歌が趣味とは知らなかった。長い付き合いでも、思わぬ事は有るものです。Emは女性だが、「男子三日会わざれば括目して見るべし」、と言うじゃないですか。
 三国の時代の呉の武将呂蒙が、魯粛に言った言葉だ。武辺のみの呂蒙は、主君孫権から学べと諭され、勉学に励み、参謀の魯粛へ戦略を進言する。的を得て居るので魯粛は驚き、「昔の蒙ちゃんじゃないなあ」と感心した時に、返した言葉なのだ。
 女子三日会わざれば、で有る。尤も三日では短歌の勉強は出来ないだろう。きっと何年も前から勉強して居たのだろう。投稿作品が採用されるに至るには、大変な苦労研鑽が有ったに違い無い。
 短歌でも歌でも詩でも小説でも絵画でも彫刻でも、何でも創るとは、中々難しい。見た侭の様に見えても其の裏には、見て捉えて再構築すると言う働きが欠かせない(筈だ)。
 やりますなあ。日常の事をサラリと詠んで居るのだが、色々と組み立てて居る事だろう。何を見ても、何処へ行っても、歌になるかと考える筈だ。
 其れもあたしなら一寸と辛いが、本人が好きでやってるんだから、決して辛くは無いのだろう。
 増々の精進健闘を祈ります!!

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