2014年1月26日日曜日

おまけ





 爺ヶ岳から、思いっ切り引っ張った剣ヶ岳で有る。手持ちだったので、どうしてシャープさに欠けるのはご容赦。
 去年の暮れに、室堂近辺の雪崩で、スキーを楽しんで居た人達が巻き込まれ、六人が亡くなった。剣では無いが、ご近所では有る。
 スキーヤーは雪崩から逃げられると言う俗説が有るが、運良く逃げられる事も有る、が正しいのだろう。
 亡くなった方は、災難としか言いようが無い。全員の遺体が素早く収容出来たのは、場所が良かった所為だろう。此れが深い山の中なら、とても無理な話だ。以って瞑すべし、で有ります。
 あたしに何か有って帰京しない場合、遺族に取って一番嫌なのは、何処でどう死んだか分からない事だろう。ずーっと、心の中では探し続けるのだ。
 遺体に対面すれば、其れで区切りが着く。矢張り死んだのだ、と納得出来る。
 従って、あたしが山に行く時はコースを書いて置き、もし帰って来なければNに連絡する様に、と言って有る。
Nよ、面倒だろうけど、其の節は遺体の発見と収容を宜しく!!

2 件のコメント:

DOGLOVER AKIKO さんのコメント...

美しい剣岳の写真ですね。夢みたいに綺麗な山ですね。そうですか。去年、室堂でスキーヤーが亡くなったのですか。山スキーも危険なのですね。
N さんも、大役を仰せつかっていて、大変ですねー。N さんが山から帰ってこなかったら、こんどはKENZABUROUさんが、見つけに行かなければならないのでしょう。お二人とも、仲良く、末永く山を楽しんでください。

kenzaburou さんのコメント...

はい、六人もいっぺんに亡くなりました。雪崩は白い悪魔です。

いやそれが、Nに何か有るとしたらあたしの近づける場所ではないので、H山岳会の出番なのです。