枝尾根の末端の話だった。あたしは這い登ったが、慣れない人にお奨めは出来ない。何せ主尾根に登ったら此の有様だ。ゆったりとした、立派な尾根なのだ。
調べもしない無精者のあたしは、手当たり次第に何処へでも取り付いちまうが、まともな人には左へ戻って合流点へ行く事をお勧めする。確認はしてないけど、ちゃんとした登り口が有るに決まって居る。標識も有るかも知れない。調べて書けって?尤もです、ハイ。
五分も掛からないで合流点には着けるだろう。其処から尾根に取り付く事にしよう。前述の這い登りは、忘れて下さい(ペコリ)。
踏み跡は其れ程明瞭では無いけど、尾根を外さない様にすれば宜しい。其のうちに開けた小ピークに立つ。
下って来る、同年代の夫婦連れと、中年男性の二人連れと擦れ違った。下りに使う限りは、最早認知された尾根だと言える。とは言っても、初心者だけでは入らない様に。
大昔登った時は藪に突入し、暫くの藪漕ぎを強いられた。そして藪を掻き分けて表尾根に出たのだ。今は藪は無い。代わりに荷揚げレールが有る。
はて、何なのだろう?男性二人連れも不思議がって居たが、正体不明で有る。レールが終われば、程無く表尾根の、それも三ノ塔頂上直下に飛び出す。合流点からは、二時間凸凹だと思えば宜しかろう。(続)
2 件のコメント:
ぽかぽかと、陽が当たって「ヨモギ平」って、素敵なところですね!!!
はい、此処だけは三十年以上前と、全く変わってませんでした。
コメントを投稿