2013年12月20日金曜日

丸? その三




 さて、丸の王者と言えば檜洞丸1551mだろう。標高・風格、文句無く王者で有る。此の山を目指して来る人は多い。私も高校の頃登ろうと思って地図を見て、何だろう此の変な名前は、と思った覚えが有る。
 詳しくは、後の方に檜洞丸の章が有るので、お楽しみに。あ、皆一気に逃げ散った……。
 シャガクチ丸1191mは、相甲国境稜線の水晶沢ノ頭とモロクボ沢ノ頭の間に有る。加入道を下ってからはアップダウンを繰り返すが、其のうちの一つなので、特に此れと言った印象は残って居ない。(済みません)
 ね、説明して居てもピーク名は頭だらけでしょう。此れじゃあ、どれがあたまで、どれがかしらか、分かりゃあしねえって気持、分かってくれるでしょう?
 どれがあたまかしら?なんちゃって、はっはっはっは。……再三のおやじギャグ、失礼突っ転ばしましたです!(死語ですなあ)
 畦ケ丸1292.6m、丸の世界のナンバーツーなのは、皆さん異存の無い処だろう。先程のモロクボ沢ノ頭から二十分程国境稜線を外れた所に位置する。
 緑豊かな静かな山との印象だが、周りの沢は結構剣呑で、上級の沢が揃って居る様だ。ま、山は見掛けに依らないって事です。
 畦ケ丸にもそうねえ、二十数回は登っただろう。だって、本当に良い山なんだから。決して私が偏執狂って訳じゃ無いんですよ。(多少はそうかも知れない)
 今迄全く気付かなかった丸を見つけた。世紀の大発見、では勿論無い。余りに道志道に近くて、見落として居たのだ。池ノ原の道志中学校の裏を300mも登った小ピークが検見ヶ丸929mで有る。此の辺りは標高が上がって居るので、ほんの小山だ。
 検見ヶ丸から稜線を南に行くと、程無く越路峠、別名恋路峠に着く。恋路峠とは又、訳の有りそうな名前だ。一度通った事が有るが、一寸ともロマンチックな感じの無い処だった記憶が有る。看板に偽り有りですなあ。
 (丸? その四へ続く)

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