2013年12月26日木曜日

丸? その四






 今の地図では恋路峠のみが記載され、越路峠の名は消えた。そして検見ヶ丸の名も記載されず、無名の小ピークになって居る。
 古い四万図で丸を探して居て良かった。消え行く丸を一つ拾う事が出来たのだ。え、此の閑散とした愚ログじゃ無意味だって?言われりゃ全くそうだよね!!
 外にも消えた丸が有るかも知れない。併しもう探せない。特に、私が様な面倒臭がり屋には。古文書迄漁る気は無い。其れは其れって事で、さっぱりと諦めるの一手でしょう。
 丸探しも終盤に差し掛かった様だ。え、大体が変な企画だって?そりゃあ確かにそうねえ。でも、私がやらないと、多分やる人は居ないんじゃないかと危惧して、余計な事をしてる訳なのだが、其れすら意味が無いって事は、良く知って居る。ま、結局は好きなんでしょうな、丸と言うピーク名が。
 相甲国境稜線に戻って貰おう。城ヶ尾峠から西に五十分も行くと、中ノ丸が有る。標高は記載されて居ないピークだ。と言う事は、やがて消えて行く丸かも知れない。
 城ヶ尾峠と菰吊山の間のピークとして、結構存在感が有るのだ。標高は、どんな訳だか知らないが、中ノ丸の東へ一寸と行った所で測って有る。無名地点1240mだ。中ノ丸もほぼ同高度だろう。
 中ノ丸の次の大きなピークは菰吊山(こもつるしやま。くどい?)だ。南に延びる尾根を辿ると、大栂、織戸峠を越えて、椿丸902mへ至る。長い尾根で有る。
 此処いらは、流石の大野君の地図でも空白地帯だ。詰まり私の独壇場だ、フッフッフ。とはしゃぐ程でも無い、平凡なピークだった。
 椿丸には二度立って居る。一度はYと一緒に織戸峠から登って来た。帰り道が長くてガックリした覚えが有る。秋だったので尚更だったのだろう。今一度は単独で、浅瀬から尾根伝いにやって来た。物好きで有りますなあ。
 (丸? その五へ続く)

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