2013年6月8日土曜日

ハイクへのお誘い その三十二




 今回も、初心者のみではご遠慮下さい。地図を見れば赤点線のコース、屏風岩山です。特に危険は無いのだが、道が無くて踏み跡を辿るので、下手すると迷ってしまい、結果として危険な事になる訳なのだ。
 ルートは。二本杉峠から屏風岩山、大滝峠上へ出て東海自然歩道で大滝橋へ下ると言うもの。二本杉峠迄は“ハイクのお誘い 世附権現山“を参照して下さい。

 
 権現山へは左へ登った。今回は右に向かう。と言っても、下の写真の有様、踏み跡を直登するのだ。
 
 少々の登りでピークに着く。


 尾根を外さぬ様に下る。足元が悪いので注意して下ろう。
 鞍部に降り立ち、目の前の尾根に取り付く。右の木に看板が有る。其の写真も並べた。ロープも張って有る。多分下る人の為だろう。





 此処も程無く緩むが、又急登になる。古いザイルが張って有るので、利用して結構です。此処を登り切ると、尾根歩きらしくなり、緩いアップダウンとなる。
 

  景色が見える場所も有るのだが、春の1000m級の山は、スカッと晴れる事は滅多に無い。何かボヤーとするのが常態なのだ。此れは檜洞丸方面の写真で、右の三角は同角ノ頭、冬ならくっきりと見えるだろうになあ。
 暫く行くと尾根は左右に分岐する。其の地点には此の標識が有る。二本杉峠から来たのだから、逆に右へ行けば良い。


 間もなく又分岐らしい地点が有るが、其処は左がルートだ。右は如何にも支尾根らしいので、分かるでしょう。
 此のルートは何かの境界線なので、点々と境界標識が有る。


 此れは心力強い味方だ。同時に赤いマーカーも結構付けられて居る。写真は布だが、木に赤く記されて居る事も有る。
 詰まり、これ等の目標物が見当たらなくなったら変な所に入り込んだ可能性が有る。必ず分かる所迄戻る事。其処から慎重に踏み跡とマークを探すのだ。其れを怠ると、飛んでもない目に会うのが決まりなのだ。(続)

2 件のコメント:

DOGLOVER AKIKO さんのコメント...

「春の山はスカッと晴れることが」なく、、、かすみか雲か、ですね。写真をみると、全然山道がなくて、踏みあともないので、本当に注意しないと、ぐるぐる同じところを回って先に進めなそうです。かなり怖いです。

kenzaburou さんのコメント...

確かに道は無いのですが、良く見ると踏み跡は有ります。写真では確認が難しいですが。
変な所好き、向きなルートであるのは、間違いないのです。