大滝峠上から右へ、大滝橋へ向かう。直ぐに立派なブナの木が有る。写真では、唯のブナにしか見えませんなあ。
今迄の道(?)とは打って変わって、確りした登山道となる。
暫く尾根を行くが、やがて沢に下る。小さな流れで有る。
沢沿いに下ると峠上から四十分で、一軒屋避難小屋に着く。
此処で鬼石沢が合流するのだ。避難小屋付近は明るく開けて、休憩にはもって来いの場所なので、ゆっくりお休み下さい。里は間近いのです。
避難小屋の下流は、険悪な滝の連なる悪場なので、道は巻いて逃げて居る。所々崩れて居るので、気を付けて。危なそうな処には、鎖が掛かって居る。
鼻を越えて回り込むと、マスキ嵐沢に降り立つ。
暫くの間、沢道が続く。当然道は不明瞭になるが、慌てずに見回せば、必ず木橋や道標やマークが有るので、大丈夫。何たって自然歩道で多くの人が歩いたのだ。万が一、何の痕跡も見つから無いなら、分かる所へ戻るのが鉄則だ。此処いらの沢は剣呑なのです。決して適当に下らない様に、此れは念を押しておきます。
樹越しに滝が見える。
やがて自動車道になる。避難小屋から一時間で道路に飛び出すので、道なりに右へ僅かでバス通り、停留場は向かい側で有る。
但し、バスの本数が少ないので、げーっと言う程時間が有ったり、温泉に入りたい方は、三十分近くも下れば中川温泉に着き、立ち寄り温泉の“ぶなの湯”が有る。バスの時刻を確認し、ゆっくり温泉を楽しんで下さい。
前の文章で、ぶなの湯にはビールも無い、と書いたが誤りでした。自動販売機で売って居ます。訂正とお詫びを申し上げます。
全行程四時間五五分(除く休憩と温泉への道のり)、軽い探検ハイク(?)と言ったコースなのです。
2 件のコメント:
初夏ですねー! 緑の鮮やかな色が目に沁みます。良い時期ですね。小屋の様子がすてきです。おまけに帰りには温泉もビールもありなんて!!!
そうなんです。おまけに温泉とビール、
良いんですよ!
でも、今は梅雨の真っ盛り、ジメジメムーなのです。此れも多彩な季節の一つ、上手に楽しもうと思っています。
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