2013年3月18日月曜日

ハイクへのお誘い その二十八





 弘法山から吾妻山迄は、地図上で五十分となって居る。166mの頂上には、吾妻神社の石碑が祭られて居て、注連縄で囲まれて居る。実に素朴な佇まいで、大和武尊命(ヤマトタケルノミコト)と弟橘比売(オトタチバナヒメ)をお祭りするに相応しいと、あたしは勝手に思って居る。



 八人程の男性パーティが休んで居た。皆さんあたし位から少し上のお年の様だ。一人がリーダーと思しき人に質問した。
其の人「じゃあ、後は下って温泉に入れば良いんですね」
リーダー「そうです。二十分位でしょう」
別の人「お、では行きましょうよ!」
 で、皆さん勇躍出発された。そうなんです、此処迄来れば里は目の下、直ぐ其処なのだ。


 
 少々進むと、道標だらけとなる。



 此処は勿論、鶴巻温泉駅に向かって右折で有る。短い区間だが、少々急な下りとなり、舗装道路にでる。斜め左前方に東名をくぐるトンネルが有るので、其処をくぐる。更に真っ直ぐ行くと、陣屋の看板に突き当たるので、其処を右に行く。
 陣屋が鶴巻温泉のNo.1で、昔から将棋の名人戦や竜王戦が行われる、由緒有る宿なのだ。
 進むと直ぐに右に、日帰り湯の弘法の湯が有る。外にも入浴出来る宿が、弘法の湯の入口看板に紹介されて居るので、もし入浴をご希望の方は、お好きな所でどうぞ。
 因みに、鶴巻温泉の湯は、カルシウム含有量世界一で、牛乳並みだそうで有る。だから?と聞かれても困るのだが、飲まなければ無意味だろうし、飲めとは書いて無いし。
でも、外傷や筋肉痛、痔に効くと謳って居るのだから、何らかの効果は有るのだろう。
 駅へはあと一足だ。駅から歩きだして駅へ下る、シンプルであたし好みだ。真夏以外なら、何時でもOK、特に初心者にお奨めですよ。

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