2012年12月1日土曜日

クソ面倒な話 その五十三




 「ピラミッド・4千年の嘘」と言うDVDが有る。見れば皆さんは、あたしと同じく「フーン」と思うだろう。あ、あたしの場合は肯定的なフーンで有る。馬鹿、カルト、基地外!ハハハ、何とでも言って貰おう。
 印象に残ったのは、定説から外れた研究には資金が出ないので、皆定説の通りに論文を書き、不明な部分は無視する。
 学者にも生活が有る。当然の反応だろう。其れ(定説)に意義を唱えれば、放逐される。勿論世界中一緒の事で、日本でもそうだろう。
 定説が真実なら文句は無い。でも、現在の技術を以ってしても、二百万もの巨石を積み上げる事は、極めて至難の技だ。おまけに、剃刀の葉も入らない程ピッタリとだ。(クフ王のピラミッドを述べて居る)
 しかも、同じ形の岩では無く、多種の岩を組み合わせて居る。其の上、場所に依ってはシンメトリーなのだ。建築家の貴方、土木屋の貴方、ノーベル賞学者の貴方、石工さん、同じ物を造れますか、其れも二十年で??
 二百万の巨石(平均2トン)を、二十年で積むとすれば、一つに2分弱だ。其れを信じる人が居たらあたしは言ってやる。「馬鹿!!豚の方が頭が良いぞ」
 でも、考古学者はそうは思わない。或いは思ってはいけないと思って居る。そうなったら全く科学では無く、信念で、其れを信仰と称するのだ。
 で、ピラミッドだ。考古学者は其の方向からしか物を見ない。此のグラスは何に使った?此の建物は何に使った?此のピラミッドは何に使った???
 其れは無理も無い。そう言う学問なのだから。違う観点から疑問をぶつけたDVDなのだ。石の道具ではピラミッドは造れない、と検証して居る。定説の二十年工期で無く、百年工期としてもだ。見て居れば、全くそうだ、と思わされる。
 DVDの結論は書かない。興味の有る方はご覧下さい。あたし的には、少し首を捻ったけれども、其れも(DVDの結論)当然有りです。

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