2012年12月25日火曜日

閑話 その九十三






 前回の続きになるけど(閑話九十二)、ご同好の三人パーティについて、もう一寸と語りたかったのです。本当にどうでも良いですよねえ。あたしゃあ山野次馬なんで、気になるんです。(迷惑?フン、読まなきゃ良いさ)
 分析するに、年代から見てバラバラで、足が揃って靴音高く下って行くのは、相当の経験者だから、間違い無く何処かの山岳会だろう。あたしがやっと追い掛けたのだから、そうに決まって居る。
 話が違ったって?前回は謙遜したの!あたしだって空身の時(軽いリュックの時)は、下りは結構やれるんだ、今でもさ。でも、彼等の方が上だった訳なのだ。
 先頭がリーダー、次が三十代の女性、ラストが五十代と思われる女性だった。どっちだか不明だが、女性の声が聞こえた。
女性「あ、××さんが転んだ!」
別の女性「え、初めてね!」
女性「でも、お尻を着いてない!」
別の女性「流石××さんね」
 どうです、此れだけで関係も実力も総て分かるでしょう? え、分かんないって??最早ノーコメントです!!
 転ばないリーダーがリーダーなので、転ぶ場合も勿論有るけど、普通は転ばないの。転ばなければ良いのでは無く、皆が転んでも自分は転ばないから、リーダーなのだ。処がそうは行かないのが人生で、えーと、何の話か分からなくなっちまったぜ。
 まあ、路の無い尾根を登るパーティだけの事は有る、と言いたかったのだ。併し、物好きな人達だ。え、あたしに言う資格は無いって?承知してますよーんだ!!
 実に気持の良い人達で有った。尤も、此の日出会ったあと三人、初老のご夫婦も単独の男性も同様なのだ。
詰まり、滅多に人に会わない山域で人に出会うのは、とても嬉しいのです。だからお互いに凄く好印象を抱くのでしょう。え、お前は別だって?ああ、そうでしょうとも!

2 件のコメント:

DOGLOVER AKIKO さんのコメント...

「ほんとの山屋」、「できる人」って、目立たないけど、どこにでも居るんですねー!

kenzaburou さんのコメント...

います!!