2012年12月19日水曜日

閑話番外 その六十六






 続大山の章のGパンにご用心四に、大山中腹の展望台の写真を載せた。小雨の日の写真だった。当然乍ら、誰一人居やしない。
 此の写真は、夏の日の同じ場所。晴れて、蒸して、暑い日だったの。従って、人は大勢居たのだが、日向のベンチで休みたくは無い。写真には、ベンチに向かう二人が写って居るが、まあ、相当の変わり者(失礼)なのだ。
 皆さんはどうして居たかってえと、そこらの木陰に座り込むか、東屋に入って居る。東屋もそんなに広く無く、座って十人、詰めて十五人ってとこだろう。勿論満員だった。
 あたしゃあ、木陰で休んで居た。其処へ十数人の中高年パーティが、賑やかにやって来た。先頭集団の数人が言う。
「こりゃあ駄目だ、暑くていけねえ」
 次々と仲間が来る。
「××さんは?」
「後ろでバテてるよ!」
 まあ、賑やかな事。それで良いので、元気で丈夫が一番だ。足腰立たない年寄りには、あたしも含めて、誰も成りたくはなかろうて。
 で、皆さん木陰に避難した。わーわー言い乍ら休んで居る。良い風景だ。こんなに幸せな国は、絶対にそう多くは無い!
 失礼、休題では無かった。
詰まり、元気な中高年達(含むあたし)よ、元気に山を歩きましょう!!

2 件のコメント:

DOGLOVER AKIKO さんのコメント...

まことに、山の緑が目に染みます。山は良いですねー!誰でも友達になってしまいますね。で、、、下界に下りてしまうと、急に全然知らない他人に変わってしまうんですけど、、。

kenzaburou さんのコメント...

不思議ですねえ。
下界で出会う人と、山で出会う人と、そんなに変わりがある訳もないでしょうに。
環境と、山好き同士の連帯感でしょうか。