2011年11月23日水曜日

休題 その七十八


 写真は文章と無関係な、新雪のトレースです。

 あたしは押しも押されもせぬ、保証書付のスポーツ音痴で有る、エッヘン。え、歌だけじゃなかったのかって?放っといて貰おう!
 剣道や柔道は、まあまあ人並みにはやれた。球技が全く駄目だ。

 一度だけ野球に出た。メンバーが足りなかったのだろう。一打席目、見事な三振、後で
写真を見たら、玉とバットが30Cmも離れて居た(恥)。二打席目、うっかりバットが玉に触れ、ボテボテと内野ゴロ、舞い上がったあたしゃあバットを放り投げ走った。バットは勢い良く控えの連中に飛んで行き、一同肝を冷やしたそうだが、知ったこっちゃ無い、一塁に走りこんで、勿論アウト。
 一度だけサッカーに出た。高校のクラス対
抗戦だ。当然控えの選手で有る。何を間違えたか途中で出る事になった。ウロウロして居ると数メートル先にボールが転がって来た。あたしほ猛然とダッシュ、向こうからは敵方が走って来、一瞬でも速くと思いっきり蹴ったらあたしの脛で相手の脛を蹴り上げる結果となり、二人とも転倒して起きれず、退場。
 何をやってもそんな按配なのだ。バスケを
やればボールを抱えて走る。レシーブなんざ出来っこない。
 其のスポーツ音痴が、威張って仕舞うが、手つなぎ鬼だけは強かった。脚が早い訳では
無く、立派に遅い。
 あれは状況判断が全てを決する。敵が増え
るに従って、敵も連携して包囲を試みる。其の網の僅かな隙間を擦り抜けて逃げる。大抵最期の一人になった。
 え、手つなぎ鬼はスポーツじゃなく子供の
遊びだって?まあそうなんだけど、大人がやっても相当面白い事は確かだ。出来たら起伏の有る場所が良い。グラウンドではどうしても鬼側が有利になる。
 どうでも良いって?失礼しました。

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