2011年11月19日土曜日

クソ面倒な話 その三十九


 リサ・ランドーラに歯が立たなかった話は前にした。二度挑戦して二度敗退したとも書いた。多分、超ひも理論が分からないからだろうと思った。
 で、超ひも理論の解説書を読んだ。竹内薫氏の「超ひも理論とはなにか」。
 結論は、新たなる敗北……(涙)。10のマイナス33乗
Cm(プランク長と呼ぶらしい)の世界のイメージがどうしても掴めない。
 水素原子だって、10のマイナス8乗
Cmなのだから、如何に小さな世界か分かるでしょう?極一部の天才以外は、誰もイメージ出来ないのでは?第一、最早物質ともエネルギーともつかない世界であろう。
 そんな微小と言うも愚かな、浮世離れした世界はイメージを喚起させる事も、言葉で説明する事も不可能だとは、即分かる。記述出来るのは数式のみ。全てを数式で表す、詰まり言語は数学。
 その唯一の言語、数学を使わず、人間の言葉で近似値を表す苦労は並大抵な事では無かっただろう。
 残念な事にあたしには、良く伝わらなかった。竹内氏の所為では無い。明らかにあたしの脳力が衰えて、次々に展開する新しい概念と言葉に適応出来なくなって居るのだ。
 歳は取りたくないもんです。と言いつつ確実に歳は取り続けて居る訳で、見る見るうちに世の中に置き去りにされるのです。え、とっくに置き去りにされてるって?全くそうだね……。
 まあ、広大無辺で決してイメージの及ばない大宇宙の対極の超々々々微小世界なんだから、素人には何が何だか分からなくて当然なのだろう。
 最低、重力、電磁力、大きい力、小さい力が統合される仮説で有る事は分かった。そして其処は、前述の通り、物質の世界とは見なせない事も。空即是色、色即是空。

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