2011年4月10日日曜日

休題 その六十四



 日本では、一般で映画代金は1800円。聞く処に依ると、アメリカやカナダでは800円一寸と位の感じだそうだ。そりゃあ映画館にも行き易かろう。
 東宝シネマズが、一部地域で実験的に1500円にして見るそうだ。さて、結果は如何だろうか。其れで客が増えて増収となれば、目出度し目出度しで有る。
 あたしは、そうなって欲しいが、シニア料金(1000円)を65歳からにすると言うので、其れは困る。が、仕方無い。何、直ぐ65にならあね。
 映画は映画館で観るべきものだとは、前にも書いたかも知れないが、自分の書いた物すら調べるのが面倒っちいんだから、調べない。ダブったって、誰も覚えちゃ居まいって。
 昔々其の昔、マクルーハンの説が持てはやされた。彼はメディアをホットとクールに分けた。ホットは熱くさせ、クールは冷静にさせる。ホットの代表が映画とラジオ、クールはテレビ。
 若し其の理論が正しければ、DVDを見ると言うのはメディア違いなので、本来が伝わらないのでは?筋書きは同じだが、実は違うものなの?
 昔と違って、テレビの画面も大きくなったし、音響も格段に良くなったんだから、関係無い、とも考えられるが、大きさの問題では無く本質の問題だ、と言われれば、答えに詰まる。
 マクルーハンに指摘される迄も無く、DVDとスクリーンは確かに別物だ。映画館なら多少詰まらない作品でも、楽しめる。DVDなら途中で切る。
 臨場感の違いなのだろうか。やや舞台を観る、に近い要素が有るかに感じる。
 映画館へ行きましょう。もっと安ければとても良いんだけど……。名作こそ、映画館です。間違い有りません!

2 件のコメント:

DOGLOVER AKIKO さんのコメント...

シニア料金の適応を65歳にする というのは 日本政府の陰謀です。で、65歳になってみたら、70歳に引き上げになるでしょう。で、70になってみたら 75歳からシニアになることに、、、。こ、こ、これは もう恐怖映画並みの未来予想図です。
こちらで映画代は$16、シニア$11ですが シニアは日本円で900円くらいでしょうか。年間少なくても80本の新作を 正しく映画館で観るので、シニア料金のあるニューサウスウェルス州を離れられません。他州では シニア料金サービスがないのです。シニアは65歳からなんて、言われたら もうDVDを家でぐーたらぐーたら観る妥協路線に突っ走りそうです。

kenzaburou さんのコメント...

>DVDを家でぐーたらぐーたら観る妥協路線に突っ走りそうです

それだけは何とか避けましょう。
映画は映画館です!

ニューサウスウェルス州(何処だか全然分からんですが)に、頑張って住み続けて下さい。(本末転倒?)