2024年4月22日月曜日

休題 その五百十八


  電気自動車(以下EVと表記)普及の伸び率が鈍化した。各国が補助金を打ち切った事が大きな原因だろう。が、そればかりとは言えないと思っている。使い勝手が悪すぎるのも原因だろう。常に充電を意識して走るのは偉いストレスだ。その上充電渋滞もある。

 EVに飛びついたのは米国、欧州、シナ。地球環境に良いとの触れ込みだが、そんなこたあないのは各国御承知の事だろう。シナの発電量の70%は石炭である。日本の石炭発電はCo2排出を抑えた優れものだが、シナのそれはCo2排出し放題の旧式で「石炭を焚いてEV走らせている」と揶揄される状態だ。地球環境云々を言うなら世界の32%Co2排出量を何とかしてから言って欲しい。

 EVについては既述だが、製作から廃棄に至る迄を見るとガソリン車よりCo2を出す。長く使えばエコになるが、長持ちしないのがバッテリーだ。従ってガソリン車より寿命が短い。そして重いのでタイヤやアスファルトの粉塵を撒き散らす。何と地球環境に優しいのだ!

 太陽電池にも同じ事が言えるが、地球環境を言い立てて新しい動きが起きて儲かるのは誰か、と見れば大体分かる。シナが儲かる仕組みに見えるのは、あたしの間違いかな?

 欧米も儲けようとしたのだろうが、国家戦略として取り組むシナには敵わなかったと言う事だ。今になってシナ製EVへの関税引き上げを言い出した。地球環境ではなく経済なのけえ? まあ、そう言う事だと思っている。

 これも既述だが、地球学者や物理学者はCo2は地球環境とは無関係だとの発言が続いている。確かに地球の温度が上がるとCo2は増加するが、順序が逆で温度が上がってCo2が増える。Co2が増えて温度が上がるのではない。温度が上がると海水中のCo2が排出されるのだ。

 何故かそれら専門家の意見は取り上げられない。国連機関もマスコミも、環境活動屋に牛耳られているからと、愚考します。

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