2023年12月24日日曜日

閑話 その四百三十四


  十月にYと高取山へ登ったのは久し振りだった。夏の間は弘法山ばかり登っていた。それ迄だったら塔に何度か登ってたんだけどね。

 ニセ靴とキャノンのコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)の試しで高取山へ行きました。稜線への階段に掛かって驚いた、体を持ち上げるのに苦労する。え、偉く筋力が落ちている。下りもおぼつかない。え、偉くバランスも悪くなっている。途中の小さな登りも筋肉に負荷が凄く掛かる。何だこりゃあ、弘法山ばから歩いているとこうなんのか。下りでもたつくのは、踏ん張る筋力がなくなっているのも原因だろう。高取山でも登っている意味はあったのですなあ。弘法山の五倍は登らされるのは、伊達ではない。

 ニセ靴は当然ニセ靴。登山靴は土踏まずあたりを保持してくれるので、爪先に負荷は掛からない。ニセ靴にはそんな機能はないのでモロに爪先に負荷が掛かる。充分想定内なので、まあこんなもんでしょう。

 コンデジはポケットに入る。とても嬉しい、扱い易いし軽いし。ファインダーがないので液晶画面を見て撮るのだが、光って見えない。日陰なら良いのだが、日が差す場所では何が何だかわっからないのよ~♪ あと、ピント合わせの四角が近い所へ行ってしまう。とても困る。ピント合わせはネットで調べてやり方が分かったから良いでしょう。

 道具の様子は分った。筋肉の衰えも分かった。一年経てばその分衰えるのですなあ。それが嫌ならせっせと登るしかない。高取山でも効力があるってこってしょう。塔ならもっと良いんだけど。

 一昨日次女が来たので、ニセ靴にチェーンアイゼンの付け方を教わった。ハナからあたしは間違っていた。ゴムの中へ靴先を通すのだ。次女の言う通り何度かモタついてどうにか着けられた。新しい物への適応力も見事になくなっている。心致しますです、はい。

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