2023年12月11日月曜日

閑話番外 その百四十九

 


 大分前の「閑話番外」ラベル「道具」で雨具とスパッツを買わなければならないが、ケチらない、と宣言した。雨具をバーゲンで買ってイカれちまって、スパッツは安物買いで使い物にもクソ(失礼)にもならんかったもんだでよお。

 落ち着いて調べたら雨具は安くて一万八千円から、普通で二万数千円する。その代わり機能はバッチリでっせ、一日中吹き降りの中歩いても雨が沁み込んだりはしませんぜ、旦那。

 それは心強い! やっぱ高くとも山専門製品だな、と思うのも無理からぬでしょうが。で、又足りない頭で考えた。これから一日中吹き降りの中を歩く状況ってあんのけえ。停滞か撤退の一択だ。もう無理な歩き方なんざしたくともできないもんねえ。したくもないし。

 じゃあ、ワークマンの最新型雨具でどうだ。ゴアに似た素材で、一回は完全に雨を弾く。多くのユーチューバーが検証して、使い捨てなら充分使えるってさ。そして五千円以下! これだ。二万円もかけて雨具を買う身分ではない。本気の雨なんか山で一回会うかどうかの残りの人生、使い捨てで充分じゃあ! 話が変わったです、はい。どうせこんなもんですよあたしゃあ。安けりゃ飛びつくのさ。

 さっきワークマンへ行って雨具を買って来た。四千九百円也、売り場のねえちゃんも「この素材は評判良いですよ」と来た。帰ってから着て見たが、フードを縮められないのが欠点かな。他には(地上では)問題ない。

 前の雨具は雨具として使ったのは、一回位だ。風除けで二回位使って、あとは置いといただけで寿命になった。そんなもんだって、雨具ってえのは。ワークマンで上等じゃい!

 スパッツ(今はゲーターと言うらしい)はワークマンにはない。山道具屋へ行くしかない。これは万均当たり前、それをケチるから結局安物買いの銭失いの見本になっちまう。

 自分のドジは置いとくとして、山専門店で何であんな使えもしない物を売るんだ?実に不思議です。

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