2023年11月5日日曜日

柄でも無い事 その八十七

 


 武漢肺炎も落ち着いて各コーラスグループも活動を始めたのは目出度い。成蹊大学OBリークラブも四年振りのコンサートを行った。昨日の事である。

 高校同期のNhが団長になっていた。今迄はコンサート後の打ち上げを抜け出して我々高校コーラス部仲間の飲み会に合流していたが、団長となってはそうも行くまい。上の写真の中央がNhです。

 その高校仲間は十人聞きに来た。OBクラブなので年配者が多い。二人、段に上がる僅かな段差を引き上げて貰っていた。それにしては声がちゃんと出ている。ハーモニーも綺麗である。声に歳は取らせない、か。

 第二部はコンチネンタルタンゴだった。数曲が終わって拍手と決まっているのだが、隣に座っていたEb、彼は早稲田グリーの指揮者だったけど十年に一人の腕と認められているのだが、二曲終わって拍手をした。指揮者は台を降りてお辞儀して、一斉に拍手が起きた。後でEbは「あまりにリズムないので、可哀そうになって途中で拍手した」との事。確かにね、コーラスとピアノでタンゴは無理だろう。バンドネオン(アコーディオンに似た楽器)でもあれば何とかリズムを刻めただろうけどね。

 第三部は「雪明りの道」、多少気味悪い詩で難しそうである。多田武彦の曲なので「富士山」を思い起こす和音が懐かしい。

 幾つになってもコーラスの魅力はバカでかい。テナーは発声が辛くなるかも知れないがベースなら無理なく行ける。町田にも幾つもコーラスグループがあって、混声なら常に男声が不足していてあたしでも歓迎されるだろうが、練習は夜に決まっている。あたしは十九時には寝てしまうので、無理なんじゃよお。

 バカみたいですなあ。こんな塩梅じゃまともな趣味一つ持てないじゃないか。分かってるんだが、ほぼ廃人だと思って諦める事にしよう。大体からして譜面も読めないんだから。

 ハイキングがあるから良いとしましょう。

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