2023年10月2日月曜日

休題 その四百九十三

 

 歯医者に行って来た。例の口腔外科である。三ヵ月目の検診だったのだ。流石口腔外科と言うべきであろう、痛みも違和感も消え失せているのだ。長い間ズレた顎でいたのが正常になって、それを正常と感じる処迄来た。腕が良いですね先生!

 面白かったのは、前回の治療時に百万円かかるインプラントを勧められたが、あたしがそんな金持ってこないのが分からないのかねw まあ、町田だから、一見金がなさそうな爺さんが土地成金なんてザラにあるのだろうけど、あたしからは金の匂いなんざ皆無だよw

 あと十年生きれるかも分からないんだからから部分入れ歯で良いと答えると、多少がっかりして、その前は残りの歯も手入れしなけりゃあと張り切っていたのが、三か月後の検診で良くなったのだ。非常に分かり易くて宜しい。

 今日の検診で、左下の親知らずがもう駄目だから次回抜くと言う。根っこは砕けているらしい。あたしは親知らずを抜く事にトラウマがあるのだが、この医師なら信用できるのでお願いした。帰ると妻が「見放されてなかった?」と言う。インプラントの件を言っているのだ。「見放されてなかった、左奥の歯を抜くってさ」。

 良い医師である。百万円は逃したが見放したりしないしw 冗談ですよ、それは当たり前としてあの顎関節症を手際よく直してくれた事には大変感謝している。流動食暮らしになって痛むし、違和感は凄いし、口も碌に開けられない状態が解消したのだから。

 部分入れ歯は確かに快適な物ではない。面倒だし、確り噛むなんてとてもできない。歯ごたえのある物は一生食べられないとこれで決まった。何、そんなもんだと覚悟すれば良いだけのこった。

 結構歯医者では苦労して来たが、この口腔外科で残りの人生はOKだ。あたしより三十才近く若いから多分大丈夫でしょう。

0 件のコメント: