2023年10月5日木曜日

休題 その四百九十四


  ジョン・ウイック四作目を見て来た。二時間四十九分の長尺の殆どがアクションシーンである。キアヌ・リーブスも良い歳なのに、良くぞ頑張ったものだ。台詞は極少ないのでその分は楽ってかw

 ネタバレを気にせず書くので、見に行く予定の方はスルーして下さい。マトリックス以来の共演となるローレンス・フィッシュバーンの活躍場面がないのが残念ではあります。

 ガンフー(ガンとカンフーを組み合わせた格闘)、カーチェイス、ヌンチャク迄振り回す大騒ぎ。ベルリンのシーンでは踊り狂う群衆

の中での殺し合い、これはシュールな場面でした。元ネタがある様だが知らない。冒頭直ぐの、マッチを吹き消すと砂漠の日の出の真っ赤なシーン、アラビアのロレンスのパクリだ。他にもパクリが多いそうだが、あたしには分からないものばかり。歳です。

 殺し屋時代の友人で、心ならずもジョンと殺し合う事になるドニー・イエンと言う香港の俳優は盲目役、それで銃を撃ち刀を振るう。座頭市のパクリだが、中々魅力的な役である。娘を守る為にジョンと決闘するのだが、巨悪組織連合のトップには組織が決闘を申し込む事ができるのだ。何だかポストマンみたくなったです。端折るとトップが決闘の代理に指名したのがドニー・イエンと言う訳。

 決闘の場所に来なければ負け確定なので、トップはジョンに莫大な懸賞金を懸けてジョンが来れなくしようとする。そこから又一時間にも及ぶ戦闘シーンとなる。ふー、疲れる。

 昔乍らの一発ずつ弾を込めるピストルの決闘で、ジョンは負けて勝つ。自分は撃たずに弾を受け、トップが止めをさしに来た時にトップを撃つ。ピストルを受け取って来たから、ジョンの相手はトップに代わった訳だ。帰り道でジョンは倒れ、彼の墓の前のシーンで終わる。もしゃと思い、エンドロールの終わり近く迄見ていて出たが、最後にワンシーンあったそうだ。しまった! 五作目の企画が進んでいるそうなので矢張りジョンは死んでなかった。見に行く方は最後迄見て下さい。あ、そのつもりの人はスルーしていたんだっけw

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