2023年9月8日金曜日

休題 その四百八十八


  シナが新しい地図を発表した。俗称「十段線」で、勝手にシナ領土だと言っていた「九段線」の次である。「九段線」ですら南シナ海をざっくりと抉って、ここはうちの物ね、と表明して各国から反発を招いていたが、「十段線」ではもう一歩踏み込んでボルネオ島ぎりぎりに近付き、南沙諸島も領域になり、何と台湾も領域になった。そして日本の与那国島の領海もシナ領地となっている。

 海ばかりではない。印度との係争地もシナ領土だ。更にロシアとの係争地、これは今世紀になって話が着いて国境が策定されていたが、ちゃっかりとシナ領になっている。

 シナはどうしたいのだろう。一斉に抗議した、フィリッピン、ベトナム、インドネシア、ブルネイ、マレーシアなぞ細かい国がガタガタ言うな、一撃で黙らせてやるとでも思っているのだろうか。印度はやっかいだろう。ロシアはシナなしでは対ウクライナ戦争を継続不能なので下に見ての行動だろうが、恨みを買う事は間違いない。

 周り中の国を敵に回して迄自国の領土・領海を増やしたいのか。どうやらそうらしい。シナの専門機関の所有している地図は、列強諸国に侵略される前の領域を表示しており、キリギスタンや沖縄(琉球)迄シナ領としている。大中華の復興を目指している習主席は本気かも知れないのだ。

 シナの新聞(名は忘れた、どっちにしろ共産党御用新聞)に、琉球独立派に対して資金援助は勿論としてあらゆる分野で支える必要がある、と訴えていた。琉球独立派ってどれだけいるか知らないが、シナとべったりなのではないのか。現に沖縄で活動してる諸君は簡体字のプラカードを持ってる事がある。ハングルのプラカードもあるんだけどね。

 十一段線が発表される日は、沖縄はシナ領土と表示されているだろうとは容易に予想できる。基地反対の諸君はシナの先兵ですな。防備を固めるのは急務です。

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