2023年8月8日火曜日

クソ面倒な話 その百二


  環境主義者達の動きに便乗した勢力がある。これも陰謀論っぽいが、まず間違いないだろう。車製造会社である。日本製のエンジンを凌駕するのは不可能と悟って久しい。ハイブリッド技術も日本が遥か先を行ってしまった。では良い方法を採ろう、ガソリンも軽油も環境に悪いから駄目、電気自動車じゃあ!

 モーターとバッテリーでOK、これなら日本車に勝てる。クリーンなのは走行時のみで、生産過程やバッテリー廃棄の問題(結局環境に負荷が大きい)は分かりゃあしないから、環境に良いと言い張ろう。

 世の中は複雑である。結果として経済問題と政治問題が野合してEV車推しの世界になった。本質はトヨタ潰しであろう。間違いあるまい。

 ヨーロッパはEV化に前のめりだった。だが、ウクライナ戦争に依って電気代が爆上げし、おまけにドイツの車メーカーが異議を唱えたので、EV車シフトは減速した。意気盛んなのはテスラとシナのみである。シナは世界一のEV国になった。色々な問題が顕在化するのは暫く経ってからでしょうね。

 Co2を減らそうったって、シナ28,4%、アメリカ14,7%、合わせて43,1%の排出国が知らん顔してるのだから、日本3,2%が半分に減らしても焼け石に水だ。アメリカは一部の州はCo2削減を試みているが、シナは口ばかりでその動きはない。

 環境問題を言うなら一番にシナに言うべきなのだが、不思議と環境活動家は言わない。欧米と日本がターゲットである。共産主義者の成れの果て、とあたしが思うのも無理はなかろう。EVが増えると化石燃料で発電していてはCo2は減らせない。太陽光や風力は不安定過ぎて、実際は(特に日本では)役に立たない。原発の出番だが、そこには環境活動家は触れたがらない。反原発だからだ。

 地球温暖化問題自身が政治問題且つ経済問題で、科学的討議がない現状は非常に胡散臭く感じざるを得ないのは、分かって頂けますかね。

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