2023年6月7日水曜日

休題 その四百七十六


  「面倒な話」のラベル”人類の滅亡”で、人類が滅亡する日は何時か必ず来るのだから、ジタバタしないで皆で滅びたい、とあたしの感想を書いた。どうせ遠い日の事なんだけどw

 十億年単位の話ならば太陽の光量(熱量も)が増加して、殆どの生物が死滅するのでどう仕様もないですなあ。尤も、その時迄人類が存在してるかは極めて疑問ではあるけど。まあ、存在してっこないでしょうね。

 万が一人類が生存していたら、火星に移住するか、木星の衛星エウロパには水があるので移住するかだが、莫大な手間の割には時間稼ぎにしかならないのが残念だ。何せ太陽が膨れ上がって来るのだから、地球と同じ運命なのは決まっているのだ。

 遠い恒星の惑星を目指すのはSFに過ぎず、巨大な宇宙船が大量の死骸を載せて、永遠に宇宙を漂う事になるだけだ。

 巨大な宇宙船に補給が届く訳なぞないから完全自給となるが、完璧に物資を還元する技術ができていたとしても、少しずつでも失った物資は失われた侭だ。事故があって大量の物質(空気でも水でも部品でも)を失えば、後の生活は偉く窮屈になる。その中で子供を産み育てて何代も何十代も、或いは何百代も暮らして行けると思いますか?

 人類は地球で誕生して生きて来た。逆に言えば地球以外の環境で生きる様にはできていない。人類は宇宙に適応できないのだ。宇宙ステーション運営だけでも偉く大変なのだから、恒星間移動用巨大宇宙船の大変さは想像を絶する。スペースシャトルが補給してくれる宇裕ステーションじゃないんだから。

 そんな先の心配より、地球は氷河期に向かっていると警鐘を鳴らす学者も多いのだから、その手当をしておいた方が良いのでは? 地球温暖化ばかりが正しいの学説ではないのだ。

 Co2削減に血道を上げているが、火山が一つ噴火すればその努力は吹き飛ぶのです。”どうでも良い事”にしては重い話になっちまいました(ペコリ)。

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