去年単独で仙ノ倉へ登ったが、快晴の予報が外れてガスの中だった。とても残念だったので今年リベンジじゃ! 同行者のYは専業主夫なので奥さんの仕事も考えなければならず、十八日(土)から二十日(月)に決めた。十八日(土)の予報は上越は雪、でも残り二日間は快晴なのでOKだ。
朝の新幹線は混んでいた。立客も多い。土曜日だからだろうが、月曜を休めば四連休になると言うのもあるかもです。越後湯沢でドッと人は降り、苗場方面のバスは長蛇の列、最後尾の看板を持つ係員もいる塩梅だ。三月の上越は初めてだ。そうか、スキー客の掻き入れ時なのか(世の中に疎いんです)。
朝から雨だったので傘をさして来ている。登山口から雪路だが、雪が降っているので傘をさして登って行った。少々トレースがあったが、割と急な登りが続くと新雪で殆どトレースは不明になった。のんびりと傘なんざさしてる状況ではない。ピッケルとストックに持ち替えて20Cm程の軽いラッセルになった。 本来簡単なのだが、何せ年寄りの悲しさ、思わぬ苦労になった。20Cmは新雪でその下には旧雪(?)がある。ギャップを越えるので足場を固めても、崩れてしまったり滑ったり、いやはやである。
雪降る中、単独の若者が抜いて行った。歩調が違う。我々が様にもたもたする事なく「ラッセル有難うございます」と爽やかに進んで行った。あたしにもあんな時代があったのだが、今はおぼろですよお(涙)。
四時間半を経過し、行動限界の十五時になった。丁度ピーク状の場所、松手山には未だだろうがそこで幕営とした。一寸と斜面だったので二人で蹴りまくってやや平にしたのだ。上の写真がその場所。
雪に苦労してすっかりバテた。勿論Yもバテバテだ。二人共寒がるばかりで、酒もすすまない初日だったのです。
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