2023年2月19日日曜日

休題 その四百六十六

 

 この愚ログは三日に一度のアップを目安にしているが、光回線の故障の為に押せ押せとなって、やっと今日で通常に戻った。

 故障中はPCが使えず手持ちぶたさになった。普段は相当政治系ユーチューブを見ていた訳だ。困った。そこで家にあるDVDを見直す事にした。普段は中々見辛いロードオブザリング、三作物で各三時間からの長尺なので、こんな機会でもなければ見直せない。

 勘違いしてました。ロードオブザリングはアカデミー賞を作品賞も含めて十一部門獲得、ベンハー、タイタニックとならんで最多と思っていたのだが、それは三作目の「王の帰還」のみでの事だった。三作合わせれば十七部門獲得となる。凄い!の一言である。

 名場面、名セリフは各編溢れんばかりだが、「王の帰還」で最高潮となる。それは当然で、一作目「旅の仲間」、二作目「二つの塔」は「王の帰還」へ帰結する為の過程であるから。

諸悪の根源の指輪、人を惑わし悪へ誘う。持っているだけでその”悪”に引き摺り込まれてしまう、だけなら未だ良い。その指輪に闇の王サロモンの生命が宿っていて、人間界(他の種族をも含む)を滅ぼそうと動き始め、指輪をそれが生まれた闇の王国の火山に葬らなければ”この世の良きものは全て滅ぶ”のだ。そこで指輪を葬る”旅の仲間”が結成され、始めはぎくしゃくしていた仲間たちに強い友情と連帯感が生まれる。

 二作目から旅の仲間は分かれて行動し、話は二筋に分かれる。同時に二つの話が進行するのだが、密接に関係し合っているのだ。

 男の世界である。女性も重要な働きをするが、男の世界だ。こんな事を書くとフェミニストには攻撃されるだろうが、男の世界ってえのは現実に存在しているのだ。

 女性が鑑賞してもそれは感じて貰える事疑いなしである。絶対悪と絶対善の戦い、映画の王道を堂々と行く作品だと再認識しました。

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