2023年2月17日金曜日

閑話 その三百九十七


  さて、二十三日の十四時半頃に堀山集合とした。予報通りの冷たい雨。しとしとなので助かるが、妻は「こんな雨の日に山へ行かなくても良いじゃないの」と言う。尤もな話だが、あたしとYの山行は決めた日に行く、との決まり(?)を守るのだ。丹沢中心の山行だから可能なんだけどね。

 傘をさして馬鹿尾根を行く。一人とだけ擦れ違った。雨の中、酔狂な人もいるもんだ(おいおい、お前もそうだろうが)。

 十四時一寸とに堀山に着くと下にテントが見える。お、速い、三十分差で出発なのに。今回の課題は下りなので、これで良いのだ。冷えるが雪にならない。上がる筈だが何時迄も降っている。夜中の宴会でも降っていた。寒い夜でした。

 翌朝コーヒーを飲んでいるとサラサラと音がする。雪だな。外を見ると薄っすらと白くなっている。雪は間もなく止んだが、どんより雲っている。晴れの予報はどうしたんだ。

 問題の下りを始める。濡れた傘を持って下っているうちに傘の表面が白くなって来た。凍ったのだ。時々登る諸君と擦れ違う。皆若い。登山者の人数が少ないと話し乍ら下っていると、雪がチラつきだした。これじゃ登る人も少ない筈だ。

 Yの下りは前回から見ると随分良好だ。何とか下っている。遅いがそれは仕方ない。前回は下るのが不可能寸前に迄なったのだから。窯元を過ぎた、もう里だ。歩けなくなりそうだった前回と比べて、ゆっくりだが歩いてはいる。うん、大分まともになったな。

 今年の冬山は飛ばすとして、春山は何とか行けるだろう。その前に高取でも歩いて貰おう。低山でも数をこなせばどうにかなっぺさ。

 カメラは持って行ったが天候悪くて取り出しもしなかった。まあ、そんなもんなのだ。従って上の写真は別の時ん物です。里湯に十時半、混んでる時間と見えて満員だ。間を置かずに又Yと来るとしましょう。高取山でも訓練にはなるので。

0 件のコメント: