2022年12月24日土曜日

休題 その四百五十六

 

 クリスマスイヴコンサートに長女に招待され、妻と初台の東京オペラシティへ行き、長女と孫二人と共に聴いて、今帰って来た。

 ウィーン弦楽合奏団のクリスマス演奏会である。今回はハーブも編成に加えたと言う。合奏団なので指揮者はない。芸術監督のビオラ奏者の合図で曲が始まる。

 1Fのやや前方左の結構良い席。見回すとFは満席、2Fも九割八分以上の入りである。聞いた事もない合奏団なのに、と思ったが、あたしが知らないだけかもねw

 演奏が始まった瞬間、弦楽器の音の圧倒的豊かさにびっくらこいた。書いてて己のバカさに呆れる。普段PCや安再生機で安っぽくも貧弱な音ばかり聞いているからなんだよねえ。場所はオペラシティ、演奏は一流ならそれは至極当然なんですよね。

 第9じゃなかったが、年末の風物詩に近くはなっている。武漢肺炎で中断されてたが、割と我々夫婦は年末にコンサートに行ってるんです。中年からだが、良い習慣だと本人は思ってるです。子供も連れて行ったから、子供もコンサートに行く様になったってか。悪くはない話です。

 終わってのアンコール拍手が嫌いだと前に書いた。今回はアンコールに答えて演奏をしてくれた、それも三曲も。こんなんあるんだと驚いたですよ。

 「清しこの夜」「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」「戦場のメリークリスマス」がアンコール曲。長女は「清しこの夜」は読めてたんだけどあそこ迄やるとは、と言っていた。

 曲に依って色々と演出し、ヴァイオリンやビオラのソロをどんどん移して行く。妻は「ずれないで繋いで行くのが凄い」なぞとのたもう。それズレたらプロにはなれないんだが、れが未だに分からんのでしょうな。「バカ言うな!」と言うのも疲れたの言いません。ま、破れ鍋に綴じ蓋ってこってしょう。

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