2022年11月2日水曜日

山の報告です その百十八


  山の報告ってなもんじゃないんだけれど、十年振りの菰吊山(こもつるしやま)に行ったので、つい。

 とは言っても道志道を奥迄行って、道志の森キャンプ場を抜け、ゲート迄入れれば避難小屋へ一時間弱、何と楽ちんなコースなんだ。ゲートへ行けなくてもプラス一時間一寸と、今のあたしに持って来いです。

 車がなけりゃ行けない訳ではないが、バスは都留からなので旅行になっちまう。それに一日二本とか書いてあるので、これじゃあ先ず無理でしょう。それもあって「ハイクへの案内」ではなく、山の報告にしました。

 道志道も山梨県に入るのは十年振りになる。昔はタイヤが軋む位にカーブを攻めたが、もうそんな走りはしない(出来ない)。前車と間隔を保って安全運転。って事は昔は煽り運転をしてたって事かあ。

 道志の森キャンプ場を抜ける前に車止めになる。そこに車を停める。その前に三十代後半の男性登山者二人が歩いていたので「乗りますか?」「いえ、結構です」。確りした足取りの二人だった。

 道なりに歩いて行くと菰吊山への道標があって、左へ川を渡って車道を行く。あれ、林道が分岐したら右に入る筈だが? 何で左の林道なんだ、城ヶ尾峠経由なんじゃないかと川迄戻ると先程の二人が川を渡って来る。この道で良いのかと聞くと、スマホを見て「こっちで良いです」。自分の位置と登山道が分かるらしい。あたしは紙の地図を見乍ら、???状態。自分の位置が不明なのだ。キャンプ場通過中に見失ったか。全くダメじゃん。

 若者二人の後を付いて行くだけのあたし。彼等は二人は沢に入って行く。ガラガラの沢がやけに歩きにくく、二人はどんどん進んで行き、遥か上になった。これじゃあもう、あたしゃあ沢登はできないなあ(涙)。愕然とする程バランスが悪くなっているのだ。(続)

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