2022年11月21日月曜日

休題 その四百四十九

 

 咳が止まらなくなって受診してから一年以上経った。元旦しか休まない”内科外科”(今は毎月一日は休み、それでも異常だ)で診て貰って、薬も飲んだり飲まなかったりで一月近く切らしたら、咳がひどくなって息苦しく、寝ていても喉がヒューヒュー鳴るので呼吸器科のクリニックで診て貰った。

 ”内科外科”の医師は、仕方がないのだろうが救急医療的な処があって、専門医の診察を仰いだのだ。若い医師だった。レントゲンを撮って、矢張り喘息だと診断した。

 喘息は昔はコントロールが難しくて、何万人も入院していたし亡くなる人も結構いた。吸引薬(ステロイド)が登場してから激的にコントロールがし易くなって入院患者は殆どいなくなり、亡くなる人も激減した、と医師は解説してくれた。続ける事です、と吸引薬を処方してくれた。

 結局そう言う事なんですなあ。でも、詳しく説明してくれるので納得できる。救急医療と専門医の違い、って言ったら失礼かな。

 ここ数日は普通に歩いていても息苦しくて山登りなんぞは夢物語だったが、これで希望が生まれた。え、簡単な希望で良いなって? そうなの、どうせあたしなんだからさw

 呼吸器科は初見参だが、そこらじゅうで咳をしているのが何だか良い。誤解を招きましたね。咳が嬉しいんじゃなくて、遠慮なく咳ができる事が助かるのだ。ご時世です、電車でも仕事場でも、咳き込みたくとも我慢をしなければならない。その我慢が不要と言う意味なんです。

 これでゼーゼーヒーヒーが治れば縦走も夢じゃない、って訳には行かないですなあ。思えば腹膜炎で死にかけて(実際は手術後ショックだけど)ガックリと力を失って、もう回復はしない様です。

 歳、体力に合わせてボチボチと山を歩くのが最良ってこってす。

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