2022年10月6日木曜日

ハイクへのお誘い その五十六

 


 石段を登ればそこは植林帯、頑張って直登であります。御心配なく、程なく小さなピークに立つので。すると左一寸と下に林道が通っている。上の写真がそれ。左にチラリと林道が見えるでしょうw

 がっくりと来る瞬間だが、道のない尾根登りには付き物なので、笑って林道へ降りよう。林道を横切れば目の前は丁度登り易い斜面なので、そこへ取り付こう。

 直登を心掛けていると何だか登りにくくなるが、一時的に植林を抜けて自然林に入ったので、足元が固くなって滑り易くなった為。直ぐに植林の登りに戻る。

 鹿柵が現れる。こう言う登り方をしている限り鹿柵越えは運命だと思おう。おらあ一日に十度も鹿柵越えをした事あんだ♪ 威張る事でもないか。もし鹿柵越えをするなら鉄線か鉄棒で支えている所を越える。さもないとユサユサ揺れて危なっかしい。張ってあるのはバラ鉄線だし手掛かりはないしで、結構苦労させられるのだ。

 御心配なく、今回の案内では鹿柵越えはないので。最初の鹿柵は、地べたから捲り上がっている箇所がある。きちんと直登できてればきっちりそこへ出る。見当たらなければ少し探せばOKだ。あ、リュックを先に通して、空身で這ってやっと通れる穴ですからね。

 更に直登に励んで頂こう。標高差500mはたっぷりあるのだから、一汗も二汗もかくのだ。すると第二の鹿柵が現れる。左側からも鹿柵が現れる。その真ん中を登る。狭くなって来るが気にせず行くと、ぱーっと開ける。第二の鹿柵もOKってこってす。

 自然林に入ったり出たりするが、直登ですからね。やがて左側が鹿柵になる。大きな破れ目があるのでそこを越えておこう。


 
 向こう側は自然林である。自然林は気持ちが良い。ここいらで休んでおくのも良いだろう。先は未だあるので。(続)

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