2022年6月19日日曜日

休題 その四百二十八


  「トップガン マーヴェリック」を見て来ました。妻と行ったのだが、期待値が高過ぎたのが失敗だったかな、って感じです。何せ最高に熱い映画だの、血沸き肉躍るなぞの感想が溢れ返っていたもんでね。

 勿論面白いし、迫力は実際にF18ファルコンを飛ばして撮っただけあって、本物のそれであった。ストーリー展開があたし的にはどうでも良かったって事だ。妻も「お決まりのストーリーが何だかねえ」との事。グダグダと過去を引き摺る話を、妻も嫌う様だ。段々似たもの夫婦になって来ましたなあw

 皆さんが称賛して止まない空戦シーンもそりゃ見事ではあるけれど、あたしは冒頭の空母からの発艦・着艦シーンに圧倒された。分かってますって、あたしは変な奴ですよ

 F18をカタパルトに接続し、スタッフが皆片膝ついてサムアップする。準備良し!って事だ。何故片膝をつくかと言うと、全速で走る艦上は強風が吹き付けるので立ってられない。それと、立っているとぶつかる危険がある。これは第二次大戦の頃と全く変わってない。出発の合図があるとカタパルト上をF18が急加速してその儘空に舞い上がる。

 その緊迫した迫力は凄い。映画の中のどのシーンにも勝る。着艦シーンも同じだ。これこそトップガンの名の通りだ! 再度分かってますって、あたしは凄く変な奴

 襲撃シーンも空戦シーンも、実際にF18乗って撮ったそうだ。当然操縦はさせて貰えないから(できないから)複座の後席に乗った。回転や急カーブは実際にGが掛かるので、最高6G以上にもなったらしい。その為の訓練も相当したらしいので、俳優達も大変だっただろう。その甲斐はある出来である。

 内容は置いといて、努力と資金を惜しげもなく注いだと分かる。アメリカネービー万歳映画である。シナ資本が手を引いたのも無理からぬ。見る方は絶対映画館ですぞ、迫力が売りなんですから。

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