2022年5月4日水曜日

山の報告です その百十七


  写真は日白山。木越なので見辛いです。

 ザックを背に下りだすと、何だか自分の脚が危なっかしい。踏ん張りが効かない感じだ。と思ってるうちに急な場所で尻餅をついてその儘尻セード。ダメだこりゃあ。急な場所はハナから尻セードに決めた。

 猛烈に衰えましたなあ。こうなちゃあ兎に角脚への負担は最小限に、無事に下るこそが我が使命(涙)。

 途中二回休み、何とか林道に降り立てた。バスは十四時四十分、三十分はある。よっこらしょとバス停に荷を下ろすと、バスは十四時二十分だった。メモり間違えたか。十分で装備を外しザックに収納する。ぎりぎりでバスがやって来た。良かった、行った後に着いたら二時間は待たされるところだった。

 越後湯沢へ着いたらザックはそこに置いて駅蕎麦へ急ぐ。湯沢の蕎麦は美味しいのだ。下山しての蕎麦はどこでも美味しいものなのだが、此処のは別格と言えるだろう。山菜がたっぷり入っているのだ。

 今夜の宿は何時も寝るロータリーから十秒程の所だ。こんなに近かったんだ。尤も入山前日にビジネスホテルなんかに泊まったら、山に登る気力が失せるのでロータリーで宜しいのだ。

 訳が分からない塩梅で予約をしたが、結果オーライだった。勿論新幹線に乗れば悠々帰京可能だが、ぐったりと疲れている。宿の風呂(狭いが温泉)に入ってビールを飲み、サンドイッチなぞを食べて十八時には寝たが、苦しくて寝てるかどうかも分からない。あの儘帰ったって、玄関で倒れ伏しちまうのがオチだろう、と思わされた。無用な一泊ではなかったですな。

 翌日無事に帰れました。まあ目出度い。併し今回の疲れ方は何だろう。歳もあるだろうが、アレルギー性喘息もあるのかな。普段から息苦しいのだ。って訳でこの章終了です。

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