2022年4月1日金曜日

ハイクへのお誘い その五十四

 


 下ると700mの札を越える。100mは下った訳だ。やがて登りになるが、ただ登るしかない。800mの札を越える迄頑張るのだ。一つピークを踏むと先がある。二つ目で取り敢えず終了。

 その先に又80m位のアップダウンが待っていて、とても嬉しいのだ。半世紀以上前に秦野峠から高松山へ歩いた。当時は破線すらない時代。若かったのに疲れた記憶があるが、路もない所でのアップダウンで参ったのだろう。今は道があるだけ増しってこってす。

 田代への分岐に着く頃は大分バテていた。行く方は急がずに、マイペースでお願いしますよ。分岐からはそれ程の事もなく進む。上の写真は高松山近くの登りです。


 
 やっと着いたのが高松山(801,22)。小広い山頂は記憶にある儘だ。三組の登山者が休んでいた。思えば今迄に四度しか山頂を踏んでいないですなあ。

 十三時五十三分のバスを予定していたが、十三時三分のバスに間に合いそうだ。慌てておにぎりを食べてばたばたと出発する。行く方はそんなに慌てる必要はないですから。せわしないだけだ。昔は茅とだらけだったが、今でも周りには残っていた。


 
 今来た道を一寸と戻り、分岐を左にビリ堂方面に下る。これが最短コースなのだ。何人か登って来る人と出会った。流石に人気の山である。手入れもされていて、松田町は裕福だと思わされる。町には何もないのにねえ。

 半分も下ると、新東名工事の為に登山道が工事用階段と工事床になっていた。ぐんぐん下り、最後に一寸と登り返す。登山道に出て一回林道を横断する。林道に入らないで正面の路に入るのだ。注意するのはそこだけだ。

 やがて林道になり、久里の部落を見下ろしつつ下る。川沿いに進むとトイレがある。そこで川を渡って246の旧道に出て左へ行けばバス停だ。バスがない時は右に山北駅へ二十五分歩く。お断りした通り、割とキツくて変なコース、失礼しました。

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