2022年3月6日日曜日

閑話番外 その百三十一

 


 今年版の丹沢地図を買った。今迄の地図は2006年版なので、あたしは十六年振りに更新した訳だ。物持ちが良いのも度が過ぎます。

 記述が細かくなっている。注意書きが多過ぎて山襞が読みにくい。所々に4cm位の丸を抜いて、分かり辛い分岐の説明がある。登山道がない所なのだが、袖平の北にもあるので、社宮司沢も北尾根も隠されてしまった。辺室山の西方の尾根も隠れた。菰吊山南部には二つもあって、富士見峠も東丸も隠された。

 そんなとこに行くバカはいないと思っての事だろうが、ここに一人いるバカはがっかりしているの。尤も最近の五万分の一ではなく大昔の四万分の一を持っていて、変なとこへ行くにはそれを使うから問題なしか。

 新しくできた道もあれば、消えた道もある。熊木沢を一気に蛭へ登る道も消えた。600m急登で行くので、多分丹沢で一番キツい登りだっただろう。蛭ケ岳山荘のRさんが荷揚げに使っていたが、他には使われる事もなかったので廃道になったのか。無理からぬです。

 高松山のヒネゴ沢添いに、点線だが道ができた。大昔詰めた小沢だが、「花じょろ道」と記述がある。何か花でもあるのかな?

 昔々、織戸峠付近でしきりに林道工事をしていたが、峠を越える林道はなかった。あの付近の自然は守られて良かったですなあ。

 久し振りに丹沢の地図を眺めた。最近は塔と高取山と大室山が中心で、地図も見ないで行動しているのでね。

 シダンゴ山と秦野峠の間が破線から実線に変わった。うーん、この短い稜線は未だ歩いていない。冬枯れだが行って見るか。秦野峠から高松山への稜線に合流するから、その儘高松山へ向かおう。その稜線を歩くのは五十年ぶりになりますなあ。当時は破線もなかったので、獣道やたまにある作業道、そして藪をこいで歩いたのだった。今は一部分破線だが道だ。「ハイクの案内」にしましょう。

0 件のコメント: