2022年3月18日金曜日

休題 その四百十七

 

 ロシアのウクライナ侵略は続いている。他の国にできるのはウクライナへの援助とロシアへの経済制裁のみだ。その制裁にも穴がある。何よりシナが加わらないので、締め上げられない。おまけにNATOのドイツもロシアとの貿易は続ける。ダメだこりゃあ。

 既述だがドイツはロシアの天然ガスに大きく依存しているので、ガスの輸入を止めたら電気もガスも止まるのだ。こりゃあ確かに死活問題ですなあ。

 冷たい言い方だが、自業自得なのだ。根拠不明瞭なCo2削減を妄信して石炭を排し、重油も排し、その上原発迄止める事にした。再生可能エネルギーとやらに頼り、重油よりエコ(Co2が60%)なガスにしたのだから。

 再生可能エネルギーが不安定なのは御存じの通りで、役に立ったり立たなかったりで、結局役に立ってない。依って、どうしてもロシアとは貿易を切れない。

 原発を再稼働するしかないのだろうけど、反対が大きいのかな。そこはクリアーできても、そうは簡単に再稼働はできない。準備もかかるだろう。差し当たってはロシアの……、止そう、無限ループになっちまう。

 メルケル首相はきっちり仕事をした。勿論嫌味である。国民に変な意識を持たせてエコ狂いにさせ、軍備を蔑ろ(ないがしろ)にして国軍をガタガタにし、得意分野のエンジン製作すら捨てる方向にした。要するに国力の根幹をへし折ったのだ。流石、隠れ共産党員の面目躍如である。

 言い過ぎかな? そうでもなかろう。日本とは違うタイプのお花畑を作り上げたとしか思えない。一寸と目覚めたかと思うのは、軍事費増加に踏み切った事だ。実際に侵略するロシアの姿に防衛の必要性を感じたのだろう。

 一方我が日本はどうだ。強い敵が攻めて来たら逃げるべきだ、なぞとのたもう馬鹿者が大手を振ってTVで喚いている。ダメじゃん!

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