2022年3月23日水曜日

休題 その四百十九

 

 今月中半に妻と伊東へ行った。そのホテルは我が家の水準で言うと高級に属する。とは言っても一万二千円一寸となんだけどね。普段がどんなだかバレますなあw

 そこは去年の十一月にもたまには豪華旅行(?)をと、思い切って行ったのだ。その後DMが来ていた。それで少し安くなっていたので又、と言う訳。

 マンボウなのにいっぱいの人。殆どの人が気にしなくなったのは良い傾向だ。決まりを守れって? 無意味な決まりを守ってたら経済が死にますぞ。そっちの方が余程恐ろしい。

 部屋からは一面に相模湾、部屋は綺麗で文句なし。あたしは古かろうと少々汚かろうと景色がなかろうと、温泉さえあればOKなのだが、妻は自宅より汚い宿なんてヤダ、露天風呂がなきゃヤダ、景色がないのはヤダと煩い。それじゃ贅沢旅行になってしまうが、妻の気持ちも分からないではない。

 朋友達と旅行に行く時にはそんな贅沢は誰も言わないが、皆が顔を合わせるだけで嬉しいし、ウノで騒ぐのがほぼ目的に近いので、夫婦の旅行とは異なるのだろう。

 チェックインの時にお土産券を二枚くれた。ホテルの土産屋で土産をくれると言う。妻に選んで貰ってロビーで休んでいると妻が来て選んでくれと言う。一枚は伊東のグリ茶にした、他は重くなるのであたしが選べとの事。

 小さな篭が並んでいて、二品ずつ入っている。篭を選ぶのだ。これはやけにお得な気分になる。普通一枚一品でしょうが。グリ茶は値が張るので一篭一品だったのだ。

 生酒の小瓶とアオサ一袋の篭を選んだ。これは巧いやり方だ。土産物屋だってそうは売れ撒いて。放っときゃ賞味期限が来る物をセットにして提供する。無駄は出ないし(あたし等の様な)客も喜ぶ。

 帰りの送迎バスを従業員が並んで見送ってくれた。たまにはまともな旅行も良いもんですね。

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