2022年3月26日土曜日

ハイクへのお誘い その五十二

 

   新しい地図を買ってシダンゴ山から高松山への稜線に、一部は破線だが道ができていたのでハイクのお誘いで紹介しようと書いた。昨日歩いて来たのだが、さてどうしようと迷ってしまった。写真は高松山からの富士山、春霞です。

 地図を見て頂ければ一目瞭然だが、丹沢主稜線から馬の背で分かれた稜線は鍋割山、茅ノ木棚、檜岳を越えて秦野峠に至る。峠で稜線は二分し、南西の稜線はブッツェ平を経て大野山で終わり、南へは高松山に至り、第六天を経て松田山となる。高松山へ向かうと直ぐに東へ支稜線を分けダルマ沢ノ頭を経てシダンゴ山へ続くのだ。

 そのシダンゴ山から高松山だが、ずーっと植林の中で、展望もなければ(未だだけど)新緑も紅葉もない。これじゃあ全然ダメじゃんかさあ。お誘いもクソ(失礼!)もない。

 人には会わないと思ったがシダンゴ山と秦野峠分岐手前で男性に会った。シダンゴ山の人に道の状況を聞いたが詳しい。歩いているのだ。峠分岐手前の人は外国人だった。同じく高松山へ向かうが手前で田代に下る。高松山迄行って246に出るとバスが極めて少ないから、と言う。おお、矢張りこの辺りを歩き回っているのだ。

 地元の人達があちこちに手製の道標を設置している。蛭用の塩迄置いてある。詰まり好き者”に至れり尽くせりなの。あたしも”好き者”の端くれとしてこんな変なコースを紹介しても良いかな、ってなったのだ。

 危険はないが初心者はダメとする。道ははっきりしてるが何せ植林帯、作業道に踏み込み易い。はっきりしてるったって、初心者には分り辛かろう。

 地図上で六時間、決して軽いハイクではない。その上植林歩きで馬鹿にならないアップダウン、変わった方にのみお勧め、って事でどうでしょう。行ったが酷かったぞ、とのクレームはお断りしておきますよ。

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